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映画に観る“恋愛”のカタチ 生活していく上でやっぱり“恋愛”は切り離せないもの。そこで映画に観る“恋愛”をフィーチャー。ファンタジックで、普通にはあり得ないあんな恋愛から、「うん、うん、分かる!」と共感できるこんな恋愛、果ては「こんな恋愛してみたい!」そんな恋愛まで、ぜひとも映画で体験して欲しい恋愛作品たちをどうぞ!

シネマカフェが選んだ今月の4本

  • レッスン!
  • ブラック・スネーク・モーン
  • きみにしか聞こえない
  • 主人公は僕だった

松竹株式会社
下山亮
「バンデラスが爽やかです(笑)」

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パートナーには敬意を!『レッスン!』

下山「これはピエール・デュレインという実在の社交ダンサーが学校でダンスを教えているという実話を基にしている、いわば王道の学園ものです。主演がアントニオ・バンデラスで、ピエールさんを演じているんですが、荒れた高校にバンデラス先生登場! 私がダンスで更正しちゃるけん! みたいな(笑)。

『レッスン!』バンデラスが映画の中で「パートナーに敬意を持て」とか「自分を信じろ」って何度も言うんですよ。男性は女性をリードする、引っ張っていくけど、強引にではなく、旅に導くように、って。名言ですよね。旅に行くか行かないか、つまりリードされるかされないか、を決めるのは女性であって、男性はそれを提案するだけなんだと。チームワークや相手に敬意を持つということが大事なんだという映画なんです。

依存しあいながらも再生していく『ブラック・スネーク・モーン』

松尾「共同作業で愛が芽生えるって感じなんですね。で、この映画なんですが、セックス依存症のクリスティーナ・リッチが、男の人に乱暴されて道ばたに捨てられちゃうんです。それをサミュエル・L・ジャクソンが拾うんですが、彼女が精神的な問題を抱えていることを知って、鎖で縛って自宅軟禁するんですね。“俺が更正させちゃるけん!”って(笑)

『ブラック・スネーク・モーン』クリスティーナの恋人は兵役に出ている、サミュエルも離婚したばかりという状況で、どちらも心に傷を負っているんですよ。かといって、この2人が恋愛に陥るのではなく、彼が兵役から戻ってくるんです。この彼もちょっとした問題を抱えていて、お互いに依存し合いながらも、再生していく姿を描いているというか…。恋愛=依存というところも描かれていますね」

パラマウント ジャパン株式会社
松尾理絵
「再生の象徴がこの鎖なんです」

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株式会社メディアファクトリー
飯村悦子
「最後のドリカムの歌が泣かせます」

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伝えるべきことは伝えなきゃ『きみにしか聞こえない』

飯村「この映画は乙一の作品が原作なんです。成海璃子ちゃん演じるりょうは内気で、学校でも友達がいないから携帯を持つ必要がない。それがある日、公園でおもちゃの携帯を拾うんですが、おもちゃなのに着信音が聞こえるんです。電話に出てみると男性の声が聞こえてくる。そこから2人で話をするようになるんです。

『きみにしか聞こえない』その相手の男の子も殻に閉じこもっちゃうところがあって、お互いに励まし合うようになる。例えば思ったこととか、伝えるべきことを伝えないと、相手にも分かってもらえないよというのを描いているんですね。りょうも彼と話をしていくうちにだんだん明るくなってくる。素直に言いたいことを言うのが大事なのかなと。この乙一さんの人気というのもあるんでしょうが、10代の女の子の反響がすごかったんですよ」

人生も恋愛も素直が一番『主人公は僕だった』

宮腰「こちらは少し大人の恋愛ですね(笑)。今時というよりは本当に普通の平凡なサラリーマンが、ある日突然、自分の人生が終わっちゃうと宣告されて、自分の人生を書き変えようとするんです。“僕の人生をバラ色にするにはどうしたら良いんだろう”って。そこで勇気を出して恋いこがれる女性にがんばってみたところ成功する。どちらかというと共感できる恋愛ですよね。

『主人公は僕だった』このウィル・フェレルみたいに何でもかんでも素直にやっていたら、上手く行くのかな。計算しなくても(笑)。駆け引きなんかせずに、花(フラワー)っていうからフラワー(小麦粉)持って来ちゃった、みたいな(笑)。でも女性ってやっぱり、ああいう普通の素直さが良いんだと思うんですよ。裏の裏の裏をかかれて、“えーっ”て引いちゃうよりは。人生においても恋愛においても素直が一番ですよ(笑)」

ソニー・ピクチャーズ
エンタテインメント
宮腰里美「意外とありそうで…でもないのかな?」

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  • レッスン!
  • ブラック・スネーク・モーン
  • きみにしか聞こえない
  • 主人公は僕だった

やはり恋愛となると、人はあまのじゃくになりがち。そこで相手に対して、そして自分自身に対して素直になって、伝えるべきことはちゃんと伝えなければ、気持ちは伝わらないのです。相手に対して敬意を払い、大事に想う心こそが“恋愛”の重要な部分なのではないでしょうか? そして、自分にないものを相手に求める代わりに、相手にないものを与える心の大きさも大事! 一口に“恋愛”と言っても、その姿は様々。映画の中だけにしか存在しない恋愛なんてないのかもしれませんね。この4本の映画はどれも、観終わった後には、優しい気持ちになれる作品たちです。年末年始にはどうぞ、この作品たちで温かな気持ちになってください。

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