

特命係とは警視庁の極小部署として存在する、いわゆる窓際部署。そこに在籍するのは『相棒』シリーズの主人公である特命係の係長・杉下右京と警部補・神戸尊の2名のみ。配属になった人材が次々と辞めていくことから杉下は“変人”と呼ばれ、特命係自体は“陸の孤島”、“人材の墓場”と呼ばれている。
特命係の本来の目的は、警視庁にとって不要な人材を杉下の下へ送り辞職させることで、神戸は1年半前に配属。彼は特命係を調べるための潜入捜査員として送り込まれたが、杉下の常人離れした捜査能力に惹かれ、スパイの役目を終えても自ら特命係に残ることを選ぶ。ちなみに杉下が特命係へ追いやられた理由は、元上司の小野田(現在は警察庁監房室長)とチームを組んでいたときのミスによるもので、杉下ひとりが罪をかぶる形で特命係が誕生した。杉下と小野田のそんな過去の関係を知っておくと、2人の会話の意味も分かりやすい。


何かにつけて刑事部に嫌味を言われ、邪魔者扱いされてしまう特命係の杉下と神戸。というのは、捜査一課が解決できずにいる事件を杉下と神戸がいとも簡単に解決してしまうから…という、捜査一課のやっかみが犬猿の仲の理由。
特命係にいつも先を越されてしまう残念な捜査一課のメンバーは、伊丹、三浦、芹沢の通称“トリオ・ザ・捜一”。自分たちよりも先に特命係がいると「また先回りしてるー」と文句を言いながら、結局は杉下の出す指示に従ってしまう、ある意味おちゃめなトリオだ。しかしながら、意外と正義感は強い。そんな“トリオ”の上司である参事官・中園はかなりのゴマすり男でやっかみ男。今回も杉下と神戸が重要な写真を提供しているというのに、ありがた迷惑な顔をするが、時には刑事部に入ってきた情報を教えてあげることも。なんだかんだ言って特命係の捜査力を刑事部も認めているのだ。

警視庁のトップ・田丸警視総監をはじめ幹部12名を人質にし、警視庁11階の会議室に立て籠もるという、前代未聞の籠城事件が勃発。その立て籠もりの犯人・八重樫哲也、彼と警察学校同期の磯村栄吾、朝比奈圭子の3人の新キャラが事件の鍵をにぎっている。籠城事件の裏側には7年前のテロリスト事件が大きく絡んでいて、さらに警視庁と警察庁が対立するがゆえの事件が起きる…。そう、今回の事件によって警察内部の不正が暴かれ、警察庁を揺るがす一大事が描かれるのだ!
これまでのシリーズを見てきた人にとっても衝撃の事実が明らかになるわけだが、新キャラ3名が事件の鍵となっていることで、これまでのシリーズを知らない人でもストーリーを追える仕組みになっている。また、12名のお偉方がいっぺんに登場するが、全員を把握しなくてもOK。余裕のある人は、長谷川・松下・鈴木、この3人の名前を頭の片隅に置いておけば問題なし。


警視庁内部で事件が起きるということで、今回は警視庁、警察庁、公安…といった組織の名称が次々と会話に登場する。いつも特命係と張り合っている刑事部・捜査一課は分かりやすい部署だが、公安とはどんな組織なのか? 警視庁と警察庁のどちらが偉いのか? を知っていた方がより登場人物たちの会話が楽しめるはず。
まずは警視庁と警察庁の違いについて。警視庁は東京都の警察本部のことで、分かりやすく言うと県警(県警察本部)の東京都版。ちなみに県警の長は本部長、警視庁の長は警視総監と呼び方が違う。一方、警察庁は警察行政を統括する行政機関のことで、図にすると──警察庁>警視庁>県警、という力関係になる。また、頻繁に出てくる公安とは公安警察のことで、国家に対する犯罪=テロなどを取り締まる部署。警察庁警備局、警視庁公安部、道府県警察本部警備部がそれにあたる。


窓際族・特命係の杉下と神戸の力強い味方となってくれるのが、刑事部鑑識課・米沢守と、組織犯罪対策部・角田六郎の2人だ。米沢は万能にして有能な鑑識課員。捜査一課の面々を嫌っているが、特命係には肩入れしているため、捜査一課がつかんだ情報を杉下に流すこともしばしば。今回も杉下・神戸と共に事件究明のため奔走し、危険な状況に陥る。
「暇か?」が口癖の角田も特命係に好意を持っているひとり。特命係にやってきては雑談をして帰っていくが、あの杉下が「角田さんなら知っているかも…」と頼れる兄貴分。今回は杉下に7年前のテロ事件の重要な情報を与え、事件解決の糸口に。そして小料理屋「花の里」の女将で杉下の元妻の宮部たまきは、杉下の一番の理解者。出番は少ないものの杉下に安らぎを与えてくれる女性だ。2人がなぜ離婚したのかはドラマでもそれほど詳しく語られていないので、そこは追求しなくてOK。
(text:Rie Shintani)


じっくりと見たことがなかったんですが、こんなに面白いとは驚きです! 100点です! 右京さんと亀山さんのいる特命係は警察のお荷物部署なのに、大活躍する設定が「相棒」らしさなのかなと。レッドカーペットで見た水谷豊さんは右京さんそのもので感動しました(笑)。『相棒 -劇場版U-』で、亀山さんとは正反対な神戸さんが、右京さんとどんなコンビネーションを見せてくれるのか楽しみです!
映画を見て久しぶりに熱くなりました! 迫力があって、1秒たりとも目が離せない内容に引き込まれて、見終わった後には「ねえ、『相棒』面白いよ!」と、広めたくなりました。「1」があれだけのスケールで深い内容だということは「2」はそれ以上? という期待感でいっぱいです。寺脇さんに代わってミッチーが演じるキャラクターも気になります。レッドカーペットのミッチー、格好良かったです〜!

最初から最後までハラハラドキドキ! さらに、ショッキングなラストが用意されていてびっくりでした。対権力、対国家という、かなり重厚感のあるストーリーは、今年観た映画のなかでは(時代劇以外で)ダントツの面白さ。こんなに見ごたえある邦画は久々、大満足ですね。水谷さんと及川さんのコンビはどんな感じなのかなと、期待していたんですが、馴染み具合もよく、いいペア(相棒)でした!
ドラマ平均視聴率
「シーズン7」18.1%(最高回21.7%)
「シーズン8」17.9%
『相棒−劇場版−
興行収入44.3億円
観客動員数370万人
日程:12月14日(火)
場所:TOHOシネマス 六本木ヒルズ
ゲスト:水谷豊、及川光博ほか(予定)
時間:17:15開場/18:00開演(予定)
時間:レッドカーペット 16:30開演
試写会 20:15開映(予定)
※[A]、[B]いずれかに参加いただきます。お選びいただくことはできませんのでご了承ください。
※[A]はレッドカーペットには参加できません。
※当日は写真撮影&アンケート取材に必ずご協力お願いいたします。尚、その内容は後日シネマカフェにて掲載させていただきます。
募集は〆切りました。たくさんの
ご応募ありがとうございました。

配給:東映
12月23日(木・祝)より全国にて公開
©2010「相棒-劇場版II-」パートナーズ