JUNO ジュノを生み出した3人の才能
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「最初は“女優になろう”って思っていたわけじゃないの。10歳のとき、たまたまオーディションを受けてみないか、って言われて、気づいたらTV番組に出演していて。でも15、16歳の頃には女優業が大好きになってたわ」。先日来日したときのインタビューで、そう明かしてくれたエレン。 そして『JUNO/ジュノ』に出会い、20歳という若さでアカデミー賞主演女優賞に見事ノミネート。「まさか21歳のときにはこうなってる、なんて思ってもみなかった。いまの状況はクレイジーで非現実的(笑)。でもこれからもいろんなエキサイティングな役にチャレンジしていきたいと思ってるわ」。

現在21歳。違和感なく高校生役を演じている彼女は、同年代のアメリカ人と比べたら、やや幼い印象を受ける。しかし、そのあどけないルックスの奥には、映画に対する半端ではない熱意が見えた。「憧れる女優は…そうね、ケイト・ウィンスレット、ローラ・リニー、シシー・スペイシック…リストは長いわ(笑)。彼女たちはただ注目されたいという理由ではなくて、本当に演技が好きで役を選んでいると思うの。信じられないくらい、常に素晴らしい演技を見せてくれる。一映画好きとしてもとても尊敬しているわ」。

タバコ業界を舞台にした長編デビュー作『サンキュー・スモーキング』で早くも注目を浴びた監督、ジェイソン・ライトマン。独特なユーモアセンス、テンポの良さは監督2作目の『JUNO/ジュノ』にも継承され、加えて本作の1つのテーマでもある“家族”の温かみが観る人の心をしっかりつかんだ。ちなみに監督の父は、『ゴーストバスターズ』監督のアイヴァン・ライトマン。アカデミー賞ノミネートを誰よりも喜んだのはこの父だという。

エレン・ペイジから見たライトマン監督は? 「ジェイソンは大好き。彼は自信家で、何が欲しいか明確なビジョンがある人。でも同時にとても協力的で、そのバランス感覚が素晴らしいの」。現在はスピルバーグ製作のTVシリーズと、ディアブロ最新の脚本による『JENIFFER'S BODY(原題)』を準備中。こちらも楽しみ。

「とにかく才能にあふれている人! この脚本を読んだとき、もういままで読んだものの中で一番面白くて驚いたわ。でもそれだけじゃなくて、恐れを知らなくて、正直な人でもあるの」と、エレンも絶賛するのは『JUNO/ジュノ』のもう1人の立役者、ディアブロ・コディ。

ご存知去る第80回アカデミー賞で脚本賞を受賞。驚くのは本作がデビュー作ということだけではなく、脚本の執筆自体全く未経験だったこと。プロデューサーがネットサーフィン中に偶然発見したのがディアブロのブログ。そのあまりにもの面白さに「脚本を書いてみないか?」と直接アプローチしたそうだ。

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