『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』ピエール・ブーランジェ来日インタビュー

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『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』ピエール・ブーランジェ
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今週末の11月20日(土)、ひとりの少年と老人の心の交流を描いた心温まるヒューマンドラマが公開となる。この『イブラヒムとコーランの花たち』で主人公の少年・モモを演じているピエール・ブーランジェが公開に先立ち初来日した。

約250人の候補者から抜擢され、本作で映画デビューを果たしたピエール。映画の中のモモと比べると180cmの長身で第一印象はかなり落ち着いて見えたが、話し始めるとまだあどけなさが残る17歳であった。

「イブラヒムの教えには僕自身、共感するものが多かった。でも逆の効果を生み出すこともあったよ。例えば“笑えば何でもうまくいく”という教えを実践し、一緒にスペイン語の授業を受けてるかわいい女の子に思いっきり微笑んだら、からかってると思われて校長先生に言いつけられたんだ」。

イブラヒムおじさんを演じているのは、『アラビアのロレンス』の名優、オマー・シャリフ。一時引退を宣言していた彼だが、本作でヴェネチア映画祭の特別功労賞、観客賞を受賞し、見事に復活をみせている。ピエールはモモがイブラヒムおじさんに学んだように、シャリフ氏からは俳優として、とても影響を受けたという。また彼を抜擢したフランソワ・デュペイロン監督からは『勝手にしやがれ』を参考にするように言われたそうで、さまよう少年の心を描くシリアスな内容の映画でありながらも、若々しく躍動感あふれる雰囲気を作り出すことに見事成功している。

ベッドシーンについては「家族や友だちが観ることを考えるととても緊張した」と照れたり、日本に関してはロックバンドのX JAPANが好きということや、トイレ(ウォシュレットなど)に驚いたと話してくれたピエール。どの質問に関しても一生懸命に答えてくれたのがとても印象的だった。尊敬する俳優はジャック・ニコルソンとパトリック・デュベールとのこと。「狂ったような極端な人格、自分にはないような要素を持つ人物を演じられる俳優になりたい」というピエールの今後の成長が楽しみだ。
《text:cinemacafe.net》
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