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『ボーン・スプレマシー』マット・デイモン来日記者会見

記憶を失った男の“自分探し”を描き、世界中で大ヒットした『ボーン・アイデンティティー』。あれから2年、前作に続き冷徹なスパイ、ジェイソン・ボーンを演じたマット・デイモンが日本に帰ってきた。

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記憶を失った男の“自分探し”を描き、世界中で大ヒットした『ボーン・アイデンティティー』。あれから2年、前作に続き冷徹なスパイ、ジェイソン・ボーンを演じたマット・デイモンが日本に帰ってきた。

『ボーン・スプレマシー』の最大の見せ場はなんといっても大迫力のカーチェイス・シーン。マット自身も「水中に落ちた車の中は狭くて息もできず恐かったが、ダイビングの先生についてあらゆる状態で冷静さを保つ訓練をした。相手役のフランカ(・ポテンテ)とも協力してこの演技を成功させることで、作品に真情味が出た」と言うだけあって、文字通り体当たりの演技を見せ、臨場感あふれるシーンに仕上がっている。

前作のラストで少しずつ記憶を取り戻し始めたジェイソン・ボーンは、今作では“追われる身”から“追う者”へと立場を逆転させ、自らCIAをおびき出して真相に迫っていく。

任務のためなら殺しも厭わない冷徹さにも関わらず魅力的な“ジェイソン・ボーン”というキャラクターの魅力について、演じたマット本人は「強くて頭がよく、美人と恋もできる、誰もがなりたい夢のような人」と分析した。男性も憧れる鍛えぬかれた肉体の秘訣は「ボクシングと健康的な食事」だそうだ。「前作でボクサーのような歩き方を要求されたので無駄のない動きを手に入れるために体を鍛え、自分の立ち方、身のこなしが変わったと実感した」というトレーニングの成果は今作でもお目にかかることができる。

今年は日本でもひと足先に『オーシャンズ12』が公開されるなど出演作が目白押しのマットだが、俳優という仕事に対して常に真摯な姿勢で取り組み続けているからこそ、役にも恵まれるのだろう。「僕は仕事を愛しています。14歳のときから18年間、俳優組合に在籍しているが、コンスタントに続けられていることは幸せだと思う。自由な時間にはまた次の作品に出たいと思う」。

さらに理想の男性像を聞かれたマットは「ミス・アメリカの質問みたいだな(笑)」と照れながらも、『オーシャンズ12』で再共演しプライベートでも仲良しだというブラット・ピットの名を挙げ「彼は優しくて知的ですごくいい人。とにかくひと言で言うなら“ナイスガイ”なんだ!」と大絶賛した。

映画はモスクワやベルリン、インドなど世界各地で撮影されたが、2年前の『ボーン・アイデンティティー』公開時と同様に駆け足の滞在となった今回の来日に「休暇でなければ観光はムリだね」と残念そうに語った。次回はぜひ日本の魅力も堪能して欲しい。

どんな質問にも慎重に言葉を選びながら答え、冷酷なジェイソン・ボーンとは対照的なマットの誠実な人柄の滲み出る会見だった。この続きはぜひ劇場にてお楽しみあれ。
《シネマカフェ編集部》
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