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思わず心もうきうきしてくる 2005年幸せになれる春映画 vol.1 『英語完全征服』で、何かいいことありそうな予感

春といえば、新生活がスタートする季節。何か習い事でも始めようか…などと思う人も多いはず。新聞の広告、チラシなどのお稽古系情報がなんだか妙に目に付くことですし。それにしても、日本は新聞、雑誌、そしてTVCMに、英会話学校の宣伝が溢れていますね。それだけ、英語への憧れやコンプレックスが強いということなのかもしれません。

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春といえば、新生活がスタートする季節。何か習い事でも始めようか…などと思う人も多いはず。新聞の広告、チラシなどのお稽古系情報がなんだか妙に目に付くことですし。それにしても、日本は新聞、雑誌、そしてTVCMに、英会話学校の宣伝が溢れていますね。それだけ、英語への憧れやコンプレックスが強いということなのかもしれません。

が、どうやらそんな憧れやコンプレックスを共有する国があるもよう。それはお隣の韓国。そんな現実を描くのが、『英語完全征服』。韓国人が抱える英語アレルギーをモチーフにしたラブ・コメディで、ひょんなことから、苦手な英語を勉強することになった地方公務員ヨンジュを主人公に、英語学校という新世界に足を踏み入れた途端に出会う恋と友情をコミカルに、そして爽やかに描いていきます。なかなか上達しない、恥ずかしくて人前で喋れないなど、韓国が抱える英語教育の課題を直視。上流階級の子女たちにとっては留学が当たり前なのだけれど、まだまだ多くの人にとって「英語は苦手」というのが現実のようです。

それにしても、英語に対するコンプレックスって、日本だけのものじゃなかったんですね…。数々のエピソード、とても他国のこととは思えません。これはきっと日本人にとってもかなりカラクチ・ストーリーだと感じられるはず。それでも、「まあいいか。笑い飛ばしちゃえ!」と元気に大爆笑しちゃってください。

とはいえ、この映画は耳の痛い話ばかりではありません! 何かを始めるということは、同時に自分の環境を変えるということ。新世界に飛び込めば、新しい何かが待っているかも…という希望をも描いているのです。主人公のヨンジュちゃんのように、新しい出会いを見つけるためにも、「この春、何かを始めてみよう!」と思わせてくれる、とってもキュートな作品なので、何かいいことありそうな春の予感を感じられるかもしれませんよ。

《牧口じゅん》

映画、だけではありません。 牧口じゅん

通信社勤務、映画祭事務局スタッフを経て、映画ライターに。映画専門サイト、女性誌男性誌などでコラムやインタビュー記事を執筆。旅、グルメなどカルチャー系取材多数。ドッグマッサージセラピストの資格を持ち、動物をこよなく愛する。趣味はクラシック音楽鑑賞。

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