『乱歩地獄』浅野忠信、成宮寛貴、松田龍平完成披露試写会舞台挨拶

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『乱歩地獄』浅野忠信、成宮寛貴、松田龍平
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塚本晋也、石井輝男、増村保造など数々の映画監督に愛されてきた作家・江戸川乱歩。没後40年に当たる今年、新たに乱歩の描く地獄に映像で挑んだ『乱歩地獄』は、これまで一度も映画化されたことのなかった4作『火星の運河』、『鏡地獄』、『芋虫』、『蟲』からなるオムニバスだ。その完成披露試写会で各エピソードの主演を務める浅野忠信、成宮寛貴、松田龍平の3人と監督らが舞台挨拶に立った。

すべてのエピソードに登場する浅野さんは江戸川乱歩の本を読んだことがなかったという。「4人の監督がそれぞれ乱歩の世界を表現するのは面白いと思って引き受けましたが、やってみたらすごく大変で自分の根性のなさにびっくりしました。『火星の運河』では、舞踏家の森山開次さんに教わった体の動きから役のイメージができたので、普段とは違う形で役を考えることができました。『蟲』は自分でも気に入っていて、カネコ監督の描いている漫画も好きなので、自然と気持ちが出来上がっていきました」。

「イメージにともなったビジュアルを作っていくのが楽しかったです。ストイックさとナルシシズムがリンクした歪んだ人間像ができていると思います」と本作への思いを語る成宮さん。松田さんは「全体的に光と影の雰囲気がすごく好きです。浅野君とは久々に一緒に仕事をできたので現場でも楽しくワイワイやりました」と、それぞれ出演した作品についてコメントした。

大友良英やサイコアイによる劇中音楽、ゆらゆら帝国のエンディングテーマなどぎっしり詰まった濃厚な世界が紡ぎ出される『乱歩地獄』
アイスランドで撮影された『火星の運河』はSUPERCARのPVやユニクロのCM等で活躍する竹内スグルの初フィルム作品である。「アイスランドは白夜なので夜がなく、撮影し放題でした」と、竹内監督は撮影秘話を明かしてくれた。

以前からやりたかった『芋虫』のメガホンを取った佐藤寿保監督は小さい頃から江戸川乱歩の怪しい世界に引き込まれていたという。「読んだときに感じたときめきや怪しさで皆さんの脳髄を刺激するような映像にしたいと思って作りました」。

『蟲』でメガホンをとったカネコアツシは監督は「BAMBi」「SOIL」などでカルト的な人気を誇る漫画家であり、映像は今回が初挑戦となる。「浅野さんはいい意味で普通のお兄ちゃん、という感じの人。初日の撮影が始まる前に“監督って何するの?”と聞いたら“好き勝手やってくれればいいんですよ”と言ってくれたのでふっきれることができました」と浅野さんとのエピソードを語った。

浅野忠信が自ら「それぞれがとても濃い作品なので、あまり最初から気合いを入れると大変かもしれません。リラックスして観ていただければと思います」と語るこのオムニバス、あなたは耐えられますか?
《text:cinemacafe.net》

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