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『イン・ハー・シューズ』レビュー

姉妹ってなんて不思議な関係なんだろう。ローズとマギーの育った環境が徐々に見え隠れするあたりが、この映画のポイントじゃないかな。幼い頃に母親が亡くなり、父親は再婚して新しい家族がいる。姉妹2人の結びつきが強まるのは当然。ローズは母代わりのようなもので、いつだってしっかりしたお姉さん。一方、マギーはそれに甘えるだらしない妹。

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『イン・ハー・シューズ』 メイン
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姉妹ってなんて不思議な関係なんだろう。ローズとマギーの育った環境が徐々に見え隠れするあたりが、この映画のポイントじゃないかな。幼い頃に母親が亡くなり、父親は再婚して新しい家族がいる。姉妹2人の結びつきが強まるのは当然。ローズは母代わりのようなもので、いつだってしっかりしたお姉さん。一方、マギーはそれに甘えるだらしない妹。

でも、本当は姉と妹の役割を演じていただけかもしれない。だから、離れて本当にお互いが独りになったとき、自分が見えてきたのかも。姉妹間だからこそ感じるコンプレックスと、そこから脱却していく姿が清々しい。姉妹は、お互いが一番身近な自分じゃない人であり、一番最初に憧れや嫉妬を感じる相手なのだ。自分にも姉ちゃんがいるから、わかる。ラストシーンに、友だちとも違う、女同士の嬉しい関係に思いを馳せたよ。

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