ココに注目! 第78回アカデミー賞 vol.4 もはや他人事ではございません! アカデミー賞、その行方

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いよいよ近づいてきたアカデミー賞授賞式。あとちょっとで結果がわかる…それはわかっているけれど、つい賞レースの成り行きを予想してしまうのが映画ファン。でも、毎年、日本未公開&日本公開待機作品や、それに関連する人々が多くノミネートされているので、一般の映画ファンにとって予測はとても難しいもの。そこで今年は、「私はこの人に賞を獲って欲しい」という願望を込めて、お気に入りの人物を見つけてみるなんていかがでしょう。

前からファンだったというのもアリだし、どうしてもこの人のことが気になるというのもアリ。私の“獲って欲しい人”第一位はフィリップ・シーモア・ホフマン。彼が登場するだけで、そのプクプクな見かけに反して、画面や作品が引き締まります。『ブギーナイツ』での粘着感、『あの頃、ペニー・レインと』での横柄さ、『25時』でのネクラぶり、『パンチドランク・ラブ』でのブチギレ度など、スクリーンからはみ出しそうな存在感で、私たち(少なくとも私)を楽しませてくれています。

そもそも、美男美女やセクシー系俳優ばかりが主役を張るハリウッド。完全に名脇役道まっしぐらな彼が、今回ばかりは主役で堂々のノミネートなんて快挙です。(競合の顔ぶれを観れば、好みはさておき美形ばっかりだし…) 彼の俳優人生の中でも、アカデミー賞助演男優賞ノミネートは何度もあるかもしれませんが、主演男優賞ノミネートは今回限りかも…。そう思うと、脇役として名を馳せている彼だけに、主演男優賞を獲らせてあげたい!と切に願うのでありました。

会ったことなど一度もないのに、なんだか肩入れしてしまう。あなたにもそんな人が見つかるでしょうか。もし見つかるのなら、今年のアカデミー賞は、もはや他人事ではなくなります。本当はどう考えても、完全に他人事なのだけど。
《text:cinemacafe.net》
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