『リトル・ランナー』レビュー

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『リトル・ランナー』 メイン
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お父さんは戦死、お母さんは入院中。孤独な境遇にいながらも、ちっとも腐らず毎日を楽しんでいる、ラルフの真っすぐなやんちゃっぷりがすばらしい! 入院中の母親が昏睡状態になり、「ボストンマラソンで優勝すれば、お母さんは目覚める」という奇蹟を信じてランニング練習開始。予想できる展開なのだけど、やっぱり子ども特有の一途さは忘れていた何かを思い出させてくれる。人の心を動かすことができるのは、いつだってこんな純粋なひたむきさだ。印象的だったのは、ラルフが親友とけんかして言い放つ「危険なんて冒したことないだろ!」という一言。リスクよりも好奇心を、彼はいつも優先してきた。だからなのだ。見ていて清々しい気持ちになったのは。奇蹟は起こるのでも、起こすのでもなく、追うものだと、ラルフは教えてくれる。私はまだ、奇蹟を追いかけたことがないのかもなぁと思った。うんにゃ、これからさ!

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