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『トム・ヤム・クン!』トニー・ジャー来日インタビュー

2004年、タイから上陸したアクション大作『マッハ!』で一大旋風を巻き起こしたトニー・ジャー。それから2年、CGなし、スタントなし、ワイヤーなしというこだわりは変えずに、よりスケールアップしたトニーが帰ってきた。最新作『トム・ヤム・クン!』で彼が演じるのは、愛する象を取り戻すためにチャイニーズ・マフィアと対決する純朴な青年。公開を控えて来日したトニーに突撃した。

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2004年、タイから上陸したアクション大作『マッハ!』で一大旋風を巻き起こしたトニー・ジャー。それから2年、CGなし、スタントなし、ワイヤーなしというこだわりは変えずに、よりスケールアップしたトニーが帰ってきた。最新作『トム・ヤム・クン!』で彼が演じるのは、愛する象を取り戻すためにチャイニーズ・マフィアと対決する純朴な青年。公開を控えて来日したトニーに突撃した。



「カームという青年のキャラクターと私自身、とても似ている」というトニー。実は彼自身、幼い頃象を飼っていたそうだ。「私の家族は先祖代々象を飼っていて、私が生まれた時から象がいました。名前はリーフとフラワー。子供の頃から一緒に水浴びに行ったりしていました。他の友達は水牛に乗っていた時に、僕は象に乗っていた。そのため、象に言うことを聞かせるテクニック、象の気持ちをわかるテクニックは映画と関係なく持っていました。しかし、撮影では小象の気をひくためにバナナを隠したりしました(笑)」。

もちろん、前作以上に、次から次と繰り広げられるアクションシーンが何よりもの見所だ。特に注目してほしいのは、水を使った寺院、49人と対決する壮絶のラスト、そしてタイ映画史上最も長い、4分間の長回しで撮影した4階建てのレストランのシーンだ。「レストランのシーンは、1ヶ月かけてきちんと技の組み合わせを考え、合計8テイクで撮りました。1日に2テイクしかとれないので、ほぼ1週間かかったわけです。みんなが一緒にならなければ撮影は終わらない。例えば、最初3階までかけあがったところで西洋人のカメラマンは私に追いつけず、カットして若いタイ人のカメラマンに変えました。次はスタントも上手く行って、3階まで登ったのに、セイフティ・ネットの用意が出来ていませんでした。さらに次は4階まで上がったところでフィルムが切れ、撮り直しになってしまいました(笑)」。



『マッハ!』から『トム・ヤム・クン!』へ飛躍的な成長をみせたトニー・ジャー。第3作目はついに自分自身でメガホンを撮るそうだ。最新作は『マッハ!』パート2。ムエタイの動きとタイ舞踊の動きが実は同じで、強く表すとムエタイ、優雅に動かすとタイ舞踊になるという動きを映画の中で映していくそうだ。トニーがあこがれるブルース・リーやジャッキー・チェンに近づく日はそう遠くないだろう。


『トム・ヤム・クン!』
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
出演:トニー・ジャー、ペットターイ・ウォンカムラオほか
配給:クロックワークス、ギャガ・コミュニケーションズ共同 powered by ヒューマックスシネマ
劇場情報:4月22日よりシネマミラノほか全国にて公開
《シネマカフェ編集部》
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