梅雨のジメジメを忘れる映画 vol.1 “新しい”サラ・ジェシカが演じるのは、隙のない女 『幸せのポートレート』

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代表作となった「セックス・アンド・ザ・シティ」によって、世界的ファッション・アイコンとなったサラ・ジェシカ・パーカー。番組が終了したのが1年ほど前。「最近、サラ・ジェシカの姿が見られなくて寂しい…」という方に朗報です。この夏、ついに登場するのが、最新主演映画『幸せのポートレート』。以前、BLOGにも書きましたが、この作品では、“キャリー”とは打って変わり、真面目でお堅いビジネスウーマンを熱演。6年もの年月をややエキセントリックなキャリーを演じてきたわけですから、そのイメージから抜け出すのは大変。と、思いきや今回演じたメレディスも、かなりヒステリックな変わり者。ニューヨークで成功したキャリア・ウーマンではあるのですが、婚約者の家族に初めて紹介される場面で、途端に拒否反応を示されてしまうほど、感じの悪い“エリート女”なのです。とはいえ、そんな役でも、サラ・ジェシカが演じれば、それなりにキュートに見えるから不思議。それもこれも、キャリーというキュートな変わり者を好演してきたおかげなのかもしれません。



そう、経歴やキャリアは違うけれど、キャリーとメレディスは都会的な変わり者という点で同じ。ということで、コラムニストから、金融業界人への華麗なる転身は、ファッションで強調されています。スカーフを頭に巻いたり、極端に露出度の高いトップスや、超ミニ、ホットパンツといった“奇抜”なファッションは陰を潜め、きりりとしたテイラードスーツにまとめ髪。足元はプレーンなピンピール。身につける色も、明るい暖色から、地味で落ち着いたグレーやベージュに。どこかクラシカルな雰囲気を漂わせる、お洒落なデキる女のファッションなのです。ただ、終始ほとんどキチンとした格好で登場するメレディスは、魅力的な女性というより、隙のない女。真面目な彼女は、外しのテクなど知る由もなく、正攻法できっちりかっちり洋服を着こなしているのです。やっぱり、隙のなさというものは、ファッションに出るのですね。

ところで、「最近あまりモテない」と悩んでいるあなた。もしかすると、ファッションをばっちり決めすぎて、隙のない女になっているのではないですか? この映画を観れば、自分のお洒落を再チェックしたくなるかもしれませんよ。




『幸せのポートレート』
配給:20世紀フォックス映画
劇場情報:シャンテ シネほか全国にて公開
(C)2005 TWENTIETH CENTURY FOX
公開情報:4月8日より、日劇1他全国東宝洋画系にて公開
《text:June Makiguchi》
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