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『サムサッカー』レビュー

始めに“サムサッカー”と聞いて、何のサッカー映画だろう?と正直思った(ワールドカップ時期だしね)。監督は知る人ぞ知る、フィルムメーカーおよびグラフィック・アーティストとして活躍しているマイク・ミルズ。ミュージッククリップなど撮っているので、オシャレでキレイな映像を見せられるだけかな、と思っていたら大間違いだった。

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始めに“サムサッカー”と聞いて、何のサッカー映画だろう?と正直思った(ワールドカップ時期だしね)。監督は知る人ぞ知る、フィルムメーカーおよびグラフィック・アーティストとして活躍しているマイク・ミルズ。ミュージッククリップなど撮っているので、オシャレでキレイな映像を見せられるだけかな、と思っていたら大間違いだった。



ストーリーはサバービアと呼ばれる、アメリカの都市近郊の閑静な住宅街に暮らす一家の話。主人公ジャスティンは親指を吸うクセがどうしても辞められないという悩みがある中、成長していく。言ってしまえばそれだけなのだが、父、母、弟、ガールフレンド、学校の先生、歯医者…主人公を通して、様々な悩みを抱えている人々が映し出され、映画のキャッチコピーにもあるように“大切なのは、答えのない人生を生き抜く力だ”、と見ているうちに、それぞれの環境に自分を置き換えて感情移入してしまう。小生自身まだ独身だけど、親元を離れて暮らし、親の気持ちというのはこういうモノなのかなぁとほろりと来た。また、子供を持つお母さんが試写をみて号泣していたとも聞いているので、年代関係なしに老若男女問わず広い人にぜひ見て欲しい。

一線で活躍しているアーティストも極々フツーに悩んでいるんだなぁ…。




『サムサッカー』
劇場情報:今夏、シネマライズにて公開
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