映画にまつわるファッション小噺 vol.1 アジアン・ビューティの躍進

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『マイアミ・バイス』サブ1
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歴史に名を残す楊貴妃。彼女は、きっとこんな風に美しかったんじゃないか。コン・リーを目の前にすると、そんな風に思えてくる。

ふっくらと女性らしい輪郭。白く透き通る陶器のような滑らかな肌。控えめだが、くっきりと主張のあるアーモンド形の目。彼女がいるだけで、その場に華やぎを与えるオーラがある。

とはいえ、つい先ごろ、香港で会ったコン・リーは、これまで映画で見せてきたものとはかなり違った印象。チャン・イーモウ監督とのコラボレーションで見せてきたのは、アジアのしとやかさや強さを讃えたイメージだったけれど、目の前にいるのはスリムなデニムに胸元の開いたキャミソール、そこにパーカーを合わせたハリウッド風のL.A.カジュアルスタイルのカッコいい姉御。メリハリのきいた豊かなボディラインが、際立って見える。

カジュアルなのに、エレガント。それは、ハリウッド進出2作目となるマイケル・マン監督の最新作『マイアミ・バイス』でも同じ。キューバ系のアジアン・ビューティを演じる彼女は、花柄のストラップドレスでラテンダンスを踊ったり、ウエストをきゅっと絞ったフェミニンなスーツで闇の仕事をてきぱき仕切ったり、極めつけは、共演者コリン・ファレルとこれまでに無いほど大胆なラブ・シーンを演じたりと、今までとは違った大胆な印象を残しているのだ。

共演者キラーのコリンとは、共演をきっかけにかなり深い仲になったとも囁かれ、本国では北京での密会が報じられたとか。インタビューでも、コリンの才能を「若いのに凄い」とべた褒め。とはいえ、コリンは次の作品『Pride and Glory』の共演者で恋人と報道されているレイク・ベルとの極秘結婚も噂されたばかり。恋の行方については、“当人のみぞ知る”だけれど、公私共にハリウッドへと羽ばたいた彼女のキャリアは、今後、どこまでも躍進していくはず。演技もファッションもより大胆になっていくコン・リーにますます期待!




『マイアミ・バイス』
劇場情報:初秋より日劇1ほか全国にて公開
《text:June Makiguchi》
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