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『酒井家のしあわせ』レビュー

夫婦っていいな、と結婚していない私はよく思う。大学2年の時に観た『アベックモンマリ』でも描かれていたけれど、言葉が無くてもお互いに理解しあっている関係というか。それは映画の中だけで描かれる理想像かもしれないけれど、交わされる言葉は少なくてもつながっていられる関係=夫婦、であってほしいなと思ったりする。

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『酒井家のしあわせ』メイン
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夫婦っていいな、と結婚していない私はよく思う。大学2年の時に観た『アベックモンマリ』でも描かれていたけれど、言葉が無くてもお互いに理解しあっている関係というか。それは映画の中だけで描かれる理想像かもしれないけれど、交わされる言葉は少なくてもつながっていられる関係=夫婦、であってほしいなと思ったりする。

酒井家の長男である14歳のツグオは、「好きな人ができた」と家を出て行った父親とばったり出会い、家に連れ戻そうとする。だけど、家を出た本当の理由は別のところにあって、それを母親はちゃんと理解していた。父親に告げられなくても。そうそう、夫婦って、言葉が無くても理解しあうものよね、なんて『酒井家のしあわせ』を観て嬉しくなった私。もちろん、恋人同士時代の、日々の些細なコミュニケーションを重ねてからの夫婦生活だからこそ、無言でもつながっていられる関係が成り立つわけで。夫婦関係はそう簡単に作られるものじゃない。なんてわかっているけど、そこにたどりつくまでの過程が面倒、だなんて思っていたら理想の夫婦にはなれないぞ、ってことなんですよね。はーあ。


『酒井家のしあわせ』
配給:ビターズ・エンド
劇場情報:お正月、渋谷アミューズCQNにて公開
《シネマカフェ編集部》

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