『ゆれる』オダギリジョー、西川美和監督 舞台挨拶

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映画出演やドラマで人気のオダギリジョー主演作『ゆれる』が7月8日に初日を迎えた。2006年カンヌ映画祭に唯一招待された日本映画として話題の作品ということもあり、徹夜組がでるほどの熱気のなか、西川美和監督とオダギリジョーによる初日舞台挨拶が行われた。



ある事件をきっかけに、兄との関係に揺れ動く弟を熱演したオダギリジョー。「久しぶりに初日を安心して迎えられるというか、大丈夫だろうという気持ちで来てます」。その理由を、「作品がすごくしっかりと素晴らしいものになったので、あんまり入らなくてもいいんじゃないかなと思いました」と説明し、監督に「いやいや、そんなことないですよ」とつっこまれる場面も。カンヌ映画祭での思い出について聞かれると、アルジャジーラの取材を受けたエピソードを明かし、オダジョー節に会場はなごやかなムードに包まれた。

また、日本映画界を代表する実力派、香川照之との共演は得難い体験だったようだ。「香川さんと今回初めてで、力のある役者さんですし、僕もやっぱり緊張して現場に入りましたが、それを結局一番ほぐしてくれたのも香川さんでしたし、その緊張感を引っ張ってくれたのも香川さんです。監督もおっしゃったように、香川さんがいなければ、また違うような現場になったんじゃないかなと思うくらい、スタッフや人までも動かす、この作品に対する愛を持って引っ張るあの姿は、ほんとに『ゆれる』という映画と同じくらい感動的でした」。



本作のメガホンをとったのは日本映画界の期待を集める女性監督、西川美和。主演の2人について、「2人は単純に役を演じる、演じていくということよりも、作品があるべき方向を客観的になって一緒に考えてくれるタイプの俳優で、多分それはオダギリさんも監督業を自分の活動の中にお持ちになっていることと、香川さんもいろんなものを書いたりという視点があるからだと思う」「ほんとに真面目に自分も脚本を書いて大事に作ってきた作品なので、こうやって出演者2人とがっちり向き合って作れただけで、幸せな現場だったと思います」と絶賛した。

最後にこの日に誕生日を迎えた西川監督へ、オダギリジョーから花束が渡された。「(誕生日と初日が重なって)ツイていますね。この勢いで、見事ヒットしていただけるといいんですけど」とコメントし、映画の成功を祈願した。



対照的な兄弟2人の内面に潜む様々な葛藤を深く掘り下げ、普遍的な人間ドラマを奥行きのあるスケール感で描いている『ゆれる』。オダギリジョーの代表作がもうひとつ生まれた。


『ゆれる』
配給:シネカノン
劇場情報:渋谷アミューズCQN、新宿武蔵野館ほか全国にて公開中
(C)2006『ゆれる』製作委員会
《text:cinemacafe.net》

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