映画にまつわるファッション小噺 vol.2 いつも涼しげないい男

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オーランド・ブルーム
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覚悟はしていたけれど、本当に美しかった。それは、オーランド・ブルームのこと。先週末、突然インタビューの話が舞い込んでからは、ちょっとウキウキ。今、一番会ってみたい人の1人だったので、静かに興奮してしまった。

そして当日、インタビュールームに現れた彼は、濃紺のプルオーバーに、ダークカラーのパンツ姿。首には、いつものようにくるくると同系色のストールを巻きつけている。茹だるような暑さで、湿気ムンムンの日にもかかわらず、彼の周りだけはとってもクール。かっこいい好青年はいつだって、涼しげなのだ。その証拠に、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で、カリブを舞台に汗だくになって闘っていようとも、オーリーは決して汗臭さなどイメージさせない。フェロモンを撒き散らす“臭い奴”ジャック・スパロウ役のジョニー・デップとは対極にあるいい男ぶり。そういえば、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作では、涼しげレゴラスVS.どろどろアラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)という構図に似ているかも。正直言って、どちらのタイプにも痺れてしまう。それはさておき。

取材前の話だと、オーリー君は帽子、時計、靴などのファッションアイテムが大好きとか。残念ながら限られた時間の中では、ファッションの話題にまでは及ばなかったけれど、冒頭、一度部屋にやってきたのに、帽子を取りに戻った彼は、インタビュー終了後の撮影の際は、それをわざわざ被ってポーズ。確かに似合ってはいたけれど(というか、何でもお似合いなのだけど)、ウエーブのある長い栗毛を、ゆるりと後で束ねたヘアスタイルを隠してしまうなってもったいない。美しいおでこもなるべく隠さないでいて欲しいのに、と思った私。素材がいい人は、飾る必要なんかないわけで。いつもオーリーのプライベートスタイルがシンプルなのは、そのあたりを本人も充分ご承知ということか。ただ、「この貴重な機会にじっくり観察しておこう」と、ほんの1mほどの距離をはさんでジーッと凝視している私のような者がいる限り、露出は最小限にしたいと思うものなのかも…。ごめんね。
《text:June Makiguchi》
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