『おさるのジョージ』レビュー

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おもわず笑みがこぼれてしまう。なぜか心が温まる。"おさるのジョージ"を一言で説明するとそんな感じだろうか。2匹のマーモセットモンキーを飼っていたというハンス・アウグスト・レイ夫妻(夫ハンスがイラストを手掛け、妻マーガレットが物語りを創作)によって1941年に生み出された小さな子ざるのジョージは、半世紀以上に渡って愛され続けているキャラクター。日本でも1954年に「ひとまねこざる」のタイトルで出版され、現在は「おさるのジョージ」でロングセラーとなっている絵本だ。今まで映画化が浮上しては流れていただけにジョージのスクリーンデビューはかなり嬉しい!

また、原作の雰囲気を大切にとフルCGではなく2Dアニメーションで製作したというこだわり、喋ることのできないジョージの心の声を代弁しているジャック・ジョンソンの歌も素晴らしい! 冒頭の「アップサイド・ダウン」が流れると黄色い表紙の絵本と同じ、あのジョージの世界に一気に引きずり込まれ、気が付けば小さなジョージの大きな好奇心にドキドキッ、黄色い帽子のおじさんとの絆にジーン──。幅広い年齢層に……という勧め方はありきたりだが、誰が観ても誰と観ても楽しめると自信を持ってお勧めできる映画なのだ。


『おさるのジョージ』
配給:UIP映画
劇場情報:7月22日よりシネクイントにてモーニングショー、ほか全国にて順次公開
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《text:Rie Shintani》
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