注目の美しい男たち vol.4 今や、誰もが知る存在に。苦悩する英雄、ジネディーヌ・ジダン

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『ジダン 神が愛した男』メイン
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今、何かと話題になっているジネディーヌ・ジダン、愛称「ジズー」さま。1998年のFIFAワールドカップ・フランス大会での活躍で注目を集めていた彼ですが、今回の“頭突き事件”をきっかけに異様に有名になりました。海外のサッカー事情など何一つ知る由もないウチの母ですら、「ジダンがどうした」「ジダンがああした」などと日常会話の中で彼の名前を口にするほど。あれだけ、ワイドショーやニュース番組が騒いでいれば当然のこと。さほどの悲劇も喜劇も発生せず、いまいちピリッとしなかった今回のワールドカップでしたから、最後の最後でジダンが起こした“大事件”は、格好のネタといえるのでしょう。

そんな折に公開となった記録映画『ジダン 神が愛した男』。配給側にしてみれば、驚きだったことでしょう。きっと公開が決まった当時は、コアなサッカーファンがターゲットだったはず。でも、件の騒動のおかげでジダン自身の知名度がぐーんと急上昇。嬉しい誤算ではないでしょうか。cinemacafe.netのニュースでも、『ジダン 神が愛した男』について、「ドイツW杯決勝戦での、衝撃の退場劇が世界中で論争を巻き起こしている中7月15日公開を迎え、初日から3日間で2500人以上の動員を記録した」と伝えています。もちろん、ヒットの最大の要因は、ジズー様ご自身の魅力。欧州最優秀選手に選ばれ、FIFA最優秀選手には3度も選出されているわけですから、サッカー好きやサッカー選手たちには、彼の妙技や麗しい勇姿を堪能できる至福のひとときでありましょう。

私もずっと気になっていたこの作品。個人的には、彼の技もさることながら、そのけっこうチャーミングな瞳に注目。数年前までは、ザビエル頭が気になったけれど、今や毛がより薄くなったことで男っぷりは格段にアップ。それに良く見るとけっこうジズーって美形なんですよね。頭突き受けたマテラッツィの人相の悪さを考えると、彼に同情が集まるのは当然かもしれません。人間は見た目に弱いものですから(余談:ウェイン・ルーニーVS.クリスチャーノ・ロナウドとかね)。

ワールドカップ観戦でドイツへ渡っていたため、試写を拝見できなかった私は、近々、劇場へ足を運ぶ予定。でも、この調子だとしばらくは劇場も熱気ムンムンかも。あなたがいたから、この夏は予想外に暑くなりました。引退なんてもったいない。だって、現役日本代表の選手より、まだ思いっきり巧いじゃないの…。



『ジダン 神が愛した男』
配給:シネカノン
劇場情報:7月15日よりシネカノン有楽町にて公開中
(C)Anna Lena films
《text:June Makiguchi》
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