『ワールド・トレード・センター』ウィル・ヒメノ来日記者会見

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世界中を震わせた9.11の悲劇から5年の歳月がたった今年、同時多発テロの標的となったワールド・トレード・センターで救助にあたった港湾警察官たちの勇気と奇跡を描いた『ワールド・トレード・センター』が公開される。あの大惨事の中で戦った男たち実話を、社会派の第一人者、オリバー・ストーン監督が渾身の力を込めて描いた感動の物語。8月10日、本作品のベースとなった実話の体験者、ウィル・ヒメノが来日し、映画について語った。

「今日はお集まり下さいまして、本当にありがとうございます。いろんな質問があると思います。何でもきいてください」と挨拶したウィル・ヒメノは、映画について「95%が正確です。この映画は決してウィル・ヒメノとジョン・マクローリンだけの話ではありません。全員の家族、救助隊の人々がどういう経験をしたかを描いています」と述べた。

瓦礫の下に閉じ込められた体験を振り返り、「恐怖が手を伝わってみなさんに感じてもらえるとしたら、僕は伝えたくない。それくらい大きな深い恐怖を味わいました」という彼は、自らビルに入ることを選択したことについて「警察官は人々を守って、人々のために尽くすというのが使命です。僕はそれに従っただけです」とコメント。また、当時のことについて「あの現場にいた全員が恐怖を感じました。しかし、勇気というものは恐怖心を感じながら必要なことをすることで初めて生まれると思っています」と言っていました。また一緒に瓦礫の下に閉じ込められてしまった巡査部長ジョン・マクローリンを「とても経験豊かで機転の利く人」と称え、「崩壊時にエレベータシャフトに逃げろと言ってくれなければ、僕たちはあの場所で死んでいただろう。彼についていったからこそ、僕は生きているのだと思っています」と、敬意を示した。

撮影時はアドバイザーとして現場に参加していたヒメノ。躊躇することはなかったのかとの問いに対し、「真実を伝えることに躊躇する必要はないと考えています」と答えていた。「セットで再現されたタワーに入ると、過去に戻されたような感覚に。とくにコンコースをひとりで歩いたときは、あの日にタイムスリップしたような気分になり、自分の感情を抑えるのに大変でした」と、苦労した点についても語った。

自分の役を演じたマイケル・ペーニャさんのことや、9.11のときお腹にいた赤ちゃんのことなど、次々と寄せられた質問に対し丁寧に答えるウィル・ヒメノさん。最後に「いかにこうした悲惨なことを乗り越えられるか、その勇気や希望を伝えたかった。この映画はまさに信念、希望、愛を描いています。その点をみなさんに理解してほしいと思います」と、締めくくり、記者会見は終了した。本作は10月7日より日劇1ほか全国にて拡大公開。

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《text:cinemacafe.net》

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