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『40歳の童貞男』レビュー

こんな男性、知りませんか? まじめで、仕事熱心。身だしなみだっていつもきっちり。料理や炊事洗濯は、女性よりもよっぽど上手。いつ訪ねても部屋はチキンと整理整頓。主人公のアンディも、まさにそのタイプ。但し、家では大人買いしたフィギュアたちが壁一面を覆ってはいるけれど。

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こんな男性、知りませんか? まじめで、仕事熱心。身だしなみだっていつもきっちり。料理や炊事洗濯は、女性よりもよっぽど上手。いつ訪ねても部屋はチキンと整理整頓。主人公のアンディも、まさにそのタイプ。但し、家では大人買いしたフィギュアたちが壁一面を覆ってはいるけれど。

彼の弱みは女性経験皆無の事実。でも、その理由がなんともイカす。女性を崇めたてすぎて、40歳になる日まで、ソノ機会を逸してきたというのですから。そんな彼の日常は、爆笑に次ぐ爆笑。彼が童貞だと知った同僚がたくらむ、えげつないほどのロストヴァージン作戦もそのお下劣さには、観ているこちらも唖然状態。でも、そればかりではありません。心温まる恋愛エピソードに思わずホロリとする場面も。初めて真剣に好きになった女性に捧げる“40歳童貞男”のキメ台詞には本気でシビレます。これを聞くだけでも見る価値ありかも。

TVドラマ「結婚できない男」にはまっている方、映画『電車男』が結構好きだという人、どこか同じ精神を感じる本作は必見。でも、それらに比べ、シモネタがかなりキツいので、心臓の弱い方はご注意を!

《牧口じゅん》

映画、だけではありません。 牧口じゅん

通信社勤務、映画祭事務局スタッフを経て、映画ライターに。映画専門サイト、女性誌男性誌などでコラムやインタビュー記事を執筆。旅、グルメなどカルチャー系取材多数。ドッグマッサージセラピストの資格を持ち、動物をこよなく愛する。趣味はクラシック音楽鑑賞。

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