『MEATBALL MACHINE -ミートボールマシン-』高橋一生インタビュー

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『MEATBALL MACHINE -ミートボールマシン-』高橋一生インタビュー
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『半落ち』『世界の中心で、愛をさけぶ』など、話題の日本映画にも軒並み出演。この夏まで、宮藤官九郎が脚本を手がけて注目を浴びた昼ドラ「吾輩は主婦である」でも、その飄々とした魅力を見せてくれた高橋一生の主演作、『MEATBALL MACHINE -ミートボールマシン-』。ナゾの生命体に寄生され“ネクロボーグ”という不可思議な生き物に変貌してしまった人間たちが死闘を繰り広げるスプラッター・アクションだ。

撮影はとにかく、いろんな意味でネクロボーグとの戦いだったようだ。「衣装を着ると圧迫されるんですよね。暑い夏空の下でもうろうとしながら撮影ていました」。ハードなアクションシーンもほとんど吹き替えなしで行ったという。「撮影初日からパンチをラッシュするシーンで倒れそうでした。ウェットスーツに装飾されているので、カットがかかるたびにコールドスプレーを2本ぐらい吹きかけて冷却してました」。

とある工場で働く孤独な青年・ヨウジは、向かいの工場で働くサチコに想いを寄せていた。ある日の夜、ヨウジは自分の上司にからまれていたサチコを助け、サチコは殴られたヨウジをアパートまで送る。互いの心が通じ合った瞬間、部屋の中で何かがサチコに襲いかかった…。

高橋一生本人の人柄のせいか、ヨウジがとてもやさしさのあるキャラクターに感じられたのだが、「アクションやホラーに思われがちだけど、極力ヨウジの人間性に重点を置きたかったんです。エンターテイメントに昇華させるのは監督の考えることだから、とにかくひとりの男の子をリアルにやろうとしました。ネクロボーグにされた彼女を助けようとするけど、そこには恋愛感情があるから、その屈折性というか、結局は自分のいいようにとらえて彼女を救おうとするんですね。実はヨウジは自分自身に対するやさしさで行動を起こしたような気もします」。

結局、ヨウジのサチコに対する強い想いが寄生を阻み、ヨウジは不完全なネクロボーグになってしまう。「それがヨウジの弱さですよね。もっと早く彼女を助けていれば自分が侵食されることもなかった。判断するのがワンテンポ遅いためにいろんな不幸を引きずる運命にある人なんだと思います」。

実はこの作品、海外でも非常に高い評価を得ているという。「タイトルや第一印象、ビジュアルがあの感じだから、入り口としては単純にコワがったりおもしろがってくれればいいと思います。でもヨウジの人間性を通して、どこかちょっとでも本心に訴える部分を感じてもらえればうれしいですね」。

《text:Shin Kumagai》

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