『ブラック・ダリア』レビュー

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ジョシュ・ハートネット、アーロン・エッカート、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンクという豪華キャストの競演、監督はブライアン・デ・パルマ、原作は自らを“アメリカ文学界の狂犬”と名乗るジェイムズ・エルロイの最高傑作『ブラック・ダリア』──1997年に映画化された『L.A.コンフィデンシャル』と並ぶ“暗黒のLA4部作”の第1作(ほか2作は『ビッグ・ノーウェア』『ホワイト・ジャズ』)という、「観たい!」と思わせる要素がぎっしりと詰まった何とも贅沢なサスペンスである。

物語の舞台は1947年のロサンゼルス。身体を腰で切断された女性の死体が発見され、元ボクサーの2人の刑事バッキーとリーが事件を追うことに──。女優志望だったエリザベスはなぜ惨殺されたのか? リーと彼の恋人ケイに秘められた過去とは? ケイに惹かれるバッキー、そしてエリザベスと瓜二つの女の出現……登場人物それぞれの心中が丁寧に織り込まれ完璧に計算された謎解きはラストまで心地よく振り回してくれることだろう。

また、青年から大人の男へ変貌したジョシュの渋さ、『サンキュー・スモーキング』など今ノリに乗ってるアーロンの存在感もかなり魅力的! 女優たちの美しさはもちろん、男優の色っぽさにもうっとりしてしまうはず。

《text:Rie Shintani》

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