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映画にまつわるファッション小噺 vol.14 サンドラのキュートな脱力ファッション

日本に馴染みある韓国映画のリメイクながら、興行ランキングでかなり健闘している『イルマーレ』。やはり、キアヌ&サンドラのコンビの成せる業かも。

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日本に馴染みある韓国映画のリメイクながら、興行ランキングでかなり健闘している『イルマーレ』。やはり、キアヌ&サンドラのコンビの成せる業かも。

前回コラムで紹介したときには、言及しなかったけれど、この映画の中のサンドラのファッションが私はとても気に入りました。彼女が演じるケイトは医師。白衣だけでびしっと仕事モードになれる役柄とあって、オフの時には、かなりキュートな脱力ファッションが見られます。

基本スタイルは様々なデニム。そこに、春は優しい色のカーディガン。夏はキャミソール、秋はざっくり荒め目ニット冬はチェスナッツ色のムートンコート。そこに加わるのは、タイトなジャケットやストールと、とても親しみやすいコーディネイトの数々が登場します。

医師という役柄もあるのでしょうが、「働く女性=びしっとしたスーツ」というありふれた公式を使っていないところが、私のように“フリー”な人間には、なんだかとても馴染みやすかったのです。何せ、「デニム=仕事着」というのも決して否定できないのですから。

ところで、皆さんの中にはきっと、毎日スーツで通勤という方もいると思いますが、スーツってちょっと窮屈だけれど、いい面もあるんですよね(経験から)。気持ちがしゃんとするし、何しろ体重の増減がすぐにわかる。

先日、転職のため仕事を一時休んでいるという知人に会ったところ、数ヵ月間の休みであまりにリラックスしすぎたせいで、「今まで来ていたスーツがもう入らないから新調しなくちゃ」と言っていました。スーツなどという上等な服に久しく袖を通していない私は、会社を辞めてから果たして何キロ増量したことか。スーパーで見る「○パーセント増量」は大歓迎なのですが、この増量だけは、まったく喜べない私です。

(June Makiguchi)
《シネマカフェ編集部》
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