『007/カジノ・ロワイヤル』エヴァ・グリーン、マーティン・キャンベル監督来日記者会見

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10月17日(火)、2007年の正月映画として注目を集める「007」シリーズの最新作、『007/カジノ・ロワイヤル』の来日記者会見が行われた。特別映像上映付きで行われた本記者会見、会場の新宿パークタワーホールに現れたのは、「007」ジェームズ・ボンドが誕生するきっかけとなる“運命の女性”を演じたエヴァ・グリーン。シリーズでは、『007/ゴールデンアイ』に続いて監督2作目となるマーティン・キャンベル。さらにプロデューサーのバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソンも顔を揃え、本作についての思いのたけを語った。

ボンドのキャラは変わらない普遍的なものであるとも言われるが、今回の6代目新ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)の魅力は? との質問に監督は「今まで何人かが演じてきてそれぞれ自分の味を加えていたと思います。普遍的なものとして女王陛下のための任務などがありますが、演出として基本に戻ろうと考えました。最近の『007』は、ちょっと派手になりすぎたと思ったので。泥臭さのある、人間味あるボンドにと思ったとき、ダニエルが完璧だと考えました」と原点回帰を念頭に置いたボンド像について語った。バーバラ・ブロッコリはクレイグについて「器用で素晴らしい人。セクシーで男らしく、でもどこか傷つきやすい、そんなハートが見える人を彼は演じ分けています。ダニエルも日本を訪れる予定ですので、みなさんの目で確かめてみてください。ダニエルは大スターになるでしょう」と太鼓判を押した。

また、一番気に入ったシーンに関する問いに“ボンド・ガール”ヴェスパーを演じたエヴァ・グリーンは「洋服を着たままシャワーを浴びるシーンです。そのシーンは感情がよく表れていて、ボンドと初めて心が通うようになるシーンでもあります」と語った。また自身の役柄について「ボンドと言えば、ビキニのボンド・ガールとの熱いラブ・シーンを想像されると思いますが、今回はボンドとヴェスパーは純粋なラブストーリーとして描かれています。プラトニックな部分が強く、それが作品のテーマでもあります」とこれまでにないボンドとボンド・ガールの関係を強調した。

最初のロケはプラハのマイナス17の倉庫ながら、舞台はマダガスカルの設定、という難しい撮影状況を明かしてくれたのはプロデューサーのマイケル・G・ウィルソン。キャンベル監督は「バハマは暑いだけでなく、未完成の建物を作り、クレーンを使用したチェイスを撮影しました。セット内では全員ワイヤーをつけなければいけない様な危険な撮影でした。また、ヴェニスでは家というよりお城に近い建物が崩れていく中のヴェスパーとボンドのシーンなど、監督として困難なエピソードが多数ありました」とロケでの苦労を語った。

“顔に傷を持ったボンド”という衝撃的な演出に話が及ぶと監督は「今日みなさんにお見せしたもの以外のシーンで、なぜ顔に傷があるのか分かっていただけると思います。大事なことは、ボンドがつくられていく過程があること。映画の最後にはボンドという男がつくりあがる、ワーニング・カーブというテーマがあります。そのためにちょっとダークなアプローチもあったが、カジノ・ロワイヤルは本当の意味でも第1作目として鑑賞していただきたい」とまだ明かされていない部分に含みをもたせた。

今回は『ミリオンダラー・ベイビー』『クラッシュ』と続けて高い評価を得ているポール・ハギスを脚本に迎えたがこれは監督自身のアイディアによるもの。ハギス自身がボンドファンだと知った監督が、ハギスが見せてきた優れたキャラ作りに期待し、彼の起用を提案したという。さらにファンには楽しみのひとつであるオープニングはクラシカルなボンドをイメージし、ボンドカーは今までの透明なものなどではなく、より現実味のあるものにしたとのこと。これまでとは一味違う「007」に関係者一同は自信をのぞかせた。
《text:cinemacafe.net》

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