『ユア・マイ・サンシャイン』公開記念 精神科医・名越康文先生<必ず幸せになれる>恋愛トークショー

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奥手なソクチュンと美しい女性ウナは結婚を経て幸せな生活を始めるが、ウナの過去やHIVに侵されているという現実が、幸せな2人を引き離していく…。どんな困難をも乗り越えて愛し抜くと誓った2人の、奇跡のような実話を映画化した『ユア・マイ・サンシャイン』。10月28日(土)、本作の公開を記念して精神科医・名越康文先生による<必ず幸せになれる>恋愛トークショー付きの試写会が行われた。

Q.名越先生の映画のご感想はいかがでしたか?
最初に見たのはもう2ヶ月以上前ですが、実はあまり響いてこなかったんです。普段都会に住んでいると、映画に出てくるような土とか海馬、濃厚な牛乳の匂いを感じることもないでしょう? でも、2回目は落ち着いて見ることが出来て、その匂いなどがとてもリアルに感じられました。匂いが感じられるなんていうのは、他の映画にはない感覚ですよね。この映画は潔い映画だと思います。これまでの韓国映画と違って美男を売りにするのではなく、役者や物語にもリアリティを追求して、質で勝負した所が素晴らしいと思います。TVドラマでは得られない感動を味わえる、映画のスケールを持った映画だと感動しました。

Q.2人の演技の感情もとてもリアルだと思いますが。
そうですね。以前主演のチョン・ドヨンさんと対談をしたのですが、最初は依頼を断ったそうです。実際HIVを経験したこともないし、実話なので実存する方を責任持って演じられるか、と。でも、監督から実在のソクチュン(主演男優)の2枚の写真を渡されたそうです。1枚目はソクチュンがウナと出会って幸せな時の写真、2枚目はウナが失踪して1年間近く会えなかったときの写真。2枚目の写真は白髪になって20キロ近くも痩せてやつれてまるで別人のようだったそうです。そこで、胸を打たれてこの濃厚な役柄を演じてみよう、と決心したそうです。

Q.人をそこまで変えてしまうような恋愛とは、どのようなものなのでしょう?
歴史や文学を紐解いてみても、昔から恋愛は人を変えてきました。逆に言うと、自分が変わらないような恋は、恋愛とは言えないんです。僕のところには、恋愛など悩んだ若い人たちがカウンセリングのためにたくさん来るんですが、自分が根底から変えられることへの恐怖を持っている人が多いですね。恋愛で自分が変わってしまうのが怖いから、自分が全く変わらないままでできる恋愛を選んでしまう。そうやって自分がコントロールできるような相手を選んで、自分の幻想に相手をあてはめて恋愛ゲームをしてしまうのです。もちろんこれは無意識ですが。でも、そういう恋愛は長続きはしないんです。相手がちょっとでも自己主張してくると拒否してしまうのです。そしてこの恋愛ゲームはジ・エンド。だから若い子たちの恋愛が2ヶ月クールみたいになってしまうことが多いのです。

Q.どうやったらウナとソクチュンのように“運命の人”に出会えるのでしょうか?
僕は神様ではないのでそれは分かりませんが(笑)、ひとつ言えるとしたら「運命はある」ということです。先日対談した占星術の鏡リュウジさんは、占星術というのを客観的、学問的に見られている方なのですが、ストレートに「運命と言うのは変えられますか?」と聞いてみたら、「変えられないから運命なんです」というお答えでした。この一言にはハッとさせられましたね。ぼろぼろに傷つくような恋愛をした人はお分かりかもしれないけど、いかんともしがたい“運命”というものが本当にあるんですね。みなさんもまず「運命はある」ということを分からないといけないと思います。人間は保守的だから、自分が変わるような運命がくるとうろたえるんです。それはチャンスでもある一方でピンチでもあるからです。でもそのとき「運命から逃げない!」と思う自分自身の気持ちを養うことが大切です。そこから運勢が開けてくるのではないかと思います。

本作にとても感銘を受けたという名越先生は、女性誌やTV番組などメディアにも多数露出し、女性から圧倒的な支持を得ている現役の精神分析医。“自分を変えなくてはならないような相手が運命の人かもしれない”“運命から逃げないことが鍵”と、「本当の愛の出会い方」を説く先生は、会場を埋め尽くした女性たちから深い共感を得ていた。
《text:cinemacafe.net》

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