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第7回東京フィルメックス オープニング・セレモニー『三峽好人(原題)』ジャ・ジャンクー監督舞台挨拶

作家性豊かな作品と、魅力あふれる作り手たちを紹介してきた国際映画祭「東京フィルメックス」。7回目を迎える今年も例年通り時代の最先端を切り拓いてゆく気鋭の監督たちの最新作が上映される。初日の11月17日(金)、東京国際フォーラムにてオープニング・セレモニーが行われた。

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作家性豊かな作品と、魅力あふれる作り手たちを紹介してきた国際映画祭「東京フィルメックス」。7回目を迎える今年も例年通り時代の最先端を切り拓いてゆく気鋭の監督たちの最新作が上映される。初日の11月17日(金)、東京国際フォーラムにてオープニング・セレモニーが行われた。

林加奈子ディレクターの開幕宣言に引き続き、プサン映画祭のディレクター、韓国のキム・ドンホ氏が「東京フィルメックスは日本という枠を超えて世界的な映画祭として日々発展していると思います。プログラミングも素晴らしく、世界各国から非常に高い評価を得ている。両ディレクターに尊敬の意を表したい」と挨拶。又カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞を受賞し、世界で高い評価を受けている諏訪敦彦監督をはじめ、世界各国から集められた審査員たちが壇上に揃った。

オープニング作品であり、今年のヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞した『三峽好人(原題)』の上映前には、中国の気鋭、ジャ・ジャンクー監督とチャオ・タオが登壇。ジャ・ジャンクー監督は「また東京フィルメックスに参加できて嬉しい。今日の日を期待して待っていました。私が映画製作をする何年もの間、日本の友人、オフィス北野に支援をしてきてもらったからです。ありがとうございました」とコメントを述べた。

主演を務めたチャオ・タオは、「初めて日本に来て映画祭に参加しました。みなさんがこの作品を気に入ってくださることを願っています」と挨拶。特別招待作品には本作のほか、黒沢清監督によるジャパニーズ・ホラー『叫(さけび)』『クライング・フィスト』のリュ・スンワンの最新作『相棒 〜シティ・オブ・バイオレンス〜』など充実の11作品がラインナップされている。
《シネマカフェ編集部》

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