動物がいっぱい、アニマル系おすすめ映画 vol.3 日本“解禁”はもうすぐそこ。『オープン・シーズン』

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動物が登場するアニメ映画といえば、誰もが楽しめる娯楽の定番。『ファインディング・ニモ』『アイス・エイジ』などに代表されているように、可愛いらしいキャラクターと心温まるストーリーが魅力です。このジャンルを得意とし、これまでに成功を収めているのが、ディズニー(&ピクサー)や20世紀フォックスやドリームワークス。

そこへ後発ながら堂々と挑んだのがソニー・ピクチャーズ。彼らにとって、アニメーションの第1作である『オープン・シーズン』は、ペットのクマであるブーグが、お調子者の鹿・エリオットと出会ったことで、慣れ親しんだ人間界から動物界へ足を踏み入れることになってしまう…という物語です。

出演しているのは、ちょっととぼけた表情を見せるブーグをはじめ、野性に目覚めるダックスフントのウィニー、とげとげヤマアラシのぼんやりポーキー、正義感が妙に強いリスのマックスなど、可愛いだけでなく、キャラ立ちしたアニマルたちが勢ぞろい。しっかり笑いを誘います。なかでも私のお気に入りは、トラブルメーカーの早口エリオット。アシュトン・カッチャーが声を担当しているこのキャラには、主役のブーグを食うほどのコミカルな魅力が。近くにいたらちょっとウザいかもしれないけれど(笑)、それでもなんだか憎めない、ドジで間抜けな彼の存在が、物語を意外な方向へと引っ張っていくので、キー・パーソンならぬ、キー・アニマルと言えるのかもしれません。

またこの作品には、キャラクターのほかにもう1つ魅力が。それは、アニメーション作品ながら、まるで劇場にいながらにして森林浴ができそうなほどに美しく描写された自然。瑞々しく鮮やかなグリーンと、微妙な緑のグラデーションが、まるで爽やかな風を運んできてくれるよう。ダムの決壊により起きた洪水のシーンでは、水のうねりもリアルに表現されていて、自然のダイナミックさが圧倒的です。

透明感のある自然の風景で、澄んだ森の空気を思い起こさせる『オープン・シーズン』。“狩猟解禁”の意味を持つ本作の日本“解禁日”は12月9日、もうすぐそこです。

《text:June Makiguchi》

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