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必見のお正月映画はこれ! vol.4 『不都合な真実』で知る“あの人の今”

「あの人は今」じゃないけれど、しばらくメディアに登場しないだけで、「そういえば、あの人どうしてるの?」という感じになります。「どうしているの?」と思ってもらえれば御の字、という人もいるかもしれませんが…。

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『不都合な真実』 -(C) 2007 by PARAMOUNT CLASSICS, A DIVISION OF PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
『不都合な真実』 -(C) 2007 by PARAMOUNT CLASSICS, A DIVISION OF PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『不都合な真実』 -(C) 2007 by PARAMOUNT CLASSICS, A DIVISION OF PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『不都合な真実』 サブ1
  • 『不都合な真実』 サブ2
「あの人は今」じゃないけれど、しばらくメディアに登場しないだけで、「そういえば、あの人どうしてるの?」という感じになります。「どうしているの?」と思ってもらえれば御の字、という人もいるかもしれませんが…。

ということで、アルバート・アーノルド“アル”ゴア・ジュニアの登場です。つまり、アル・ゴア。そう、2000年のアメリカ大統領選挙で、一般投票の得票数ではジョージ・W・ブッシュを上回っていたにも関わらず、落選してしまったあの人です。

その後、日本のメディアではとんと取り上げないと思っていたら、地球温暖化防止を訴えるという立派な活動で、世界中を駆け回っていたのです。そんな彼の活動を紹介したドキュメンタリー『不都合な真実』が日本にもついに上陸します。

この映画、とにかく興味深い。地球温暖化について知る意味でも、ゴアという人を知る意味でも、実に秀逸なドキュメンタリーです。ご存知な方はご存知の通り、もともと環境問題に熱心だった方だけに、それを存分に発揮して活動しているわけですが、綿密なリサーチとユーモアが絶妙に絡み合った講演の様子を見ては、「この人って、こんなに面白い人だったんだ」と感心しきり。彼が米大統領だったなら、京都会議後の世界は、大きく変わっていたことでしょう。

それにしても、今の彼って、政治家にありがちな嘘っぽさ、わざとらしさがなくなって、すっかりいいおじさんに。それに、大統領をやっているアノ人よりも、よほどお利口な印象だし(それは前から?)。大統領になるよりも、よほどいい人生を歩んでいるのでは?という印象です。すっきりとした正義感に溢れ、世界行脚を展開している彼の、更なるご活躍をお祈りして、2006年きっちり締めさせていただきます。

とうとう今年もあとわずか。それではみな様、良いお年を!!

《牧口じゅん》

映画、だけではありません。 牧口じゅん

通信社勤務、映画祭事務局スタッフを経て、映画ライターに。映画専門サイト、女性誌男性誌などでコラムやインタビュー記事を執筆。旅、グルメなどカルチャー系取材多数。ドッグマッサージセラピストの資格を持ち、動物をこよなく愛する。趣味はクラシック音楽鑑賞。

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