人間、生きていれば誰しも失敗はつき物 『幸せのちから』レビュー

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地球征服を企むエイリアン相手に戦いを挑む血気盛んな軍人を演じた『インデペンデンス・デイ』から10年。ウィル・スミスの主演最新作は、実の息子と初共演を果たしたことでも話題になったハートフルな人間ドラマだ。なかなか売れない新型医療機器のセールスマン、クリス・ガードナー。やがて職を失い、妻にも逃げられ、ホームレスになってしまった彼には、最愛のひとり息子、クリストファーがいた。自分たちの窮地を知ってか知らずか、悪戦苦闘するクリスの横で、無邪気にあどけない表情を浮かべるクリストファー。全財産たった21ドルから再スタートを切った親子がどんなサクセスストーリーを歩んでいったのか、それだけでも興味を引く。

人間、生きていれば誰しも失敗はつき物。真面目ゆえに融通が利かず、行きつくところまで行ってしまったクリスだが、最終的にはその人柄が勝って大成功を手にすることとなる。もしかしたら、絶体絶命のピンチに陥ったこと、そしてそこで“ちから”を得られたことが、クリス親子にとっては幸せなことだったのかもしれない。今の世の中で軽視されつつある誠意、あるいは献身といった言葉の大切さを改めて実感させてくれるハズだ。早くも本年度オスカー最有力との呼び声が高い『幸せのちから』。お見逃しなく。

《text:Shin Kumagai》

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