蜷川実花監督作品『さくらん』第57回ベルリン国際映画祭特別招待

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「ハッピー・マニア」や「働きマン」などで若い女性から圧倒的な支持を集めるカリスマ漫画家、安野モヨコの同名漫画を原作にした『さくらん』。写真史を塗り替える衝撃をもたらしたフォトグラファー・蜷川実花が映画初監督を飾る本作は、椎名林檎が音楽監督初挑戦、『タカダワタル的』等の新鋭監督タナダユキが脚本を担当、さらに今、女優業のみならずロック歌手としても注目を集める土屋アンナが主演と、いま“最高にカッコいい女たち”によるエネルギッシュな魅力で溢れ、話題沸騰中の本作が2月8日から18日まで開催される第57回ベルリン国際映画祭・公式部門の「特別招待作品/ベルリナーレ・スペシャル」に選定、9日の特別招待部門にてオープニング上映されることが決定した。

映画祭最大のメインとなる「公式部門 official selection(=特別招待部門+コンペ部門)」において、唯一の日本映画となった『さくらん』。この決定の知らせに、監督を務めた蜷川実花からメッセージが到着。初監督作品だけに、本作に込めた様々な思いが伺える。

「大変光栄に思っています。と、言いながらも、実はあまり実感がありません。メインのオフィシャル部門に参加する日本映画が『さくらん』だけと聞いて、関係者は騒いでくれていますが、聞けば聞くほど、実感がわかない。ただ、関係してくれた人々が喜んでくれるかなと思うと本当に本当に嬉しくなります。“自分の今までは、この映画の為にあったんじゃないか”と思うほど、今までのすべての経験や感覚を使って『さくらん』を撮りました。もう完全に出し切りました。今はただ、やりきった爽快感のみです。2月に海を渡ります。日本の鮮やかで艶やかな“桜”を見てもらってきます。そしてべルリンの地で、咲き乱れることを信じて、行ってきま〜す!」

現在、同「オープニング作品」としては『硫黄島からの手紙』が決定。他部門では、『武士の一分』が「パノラマ部門」、桃井かおり監督『無花果の顔』が「フォーラム部門」、奥秀太郎監督『カインの末裔』が「フォーラム部門」、グ・スーヨン監督『THE 焼肉 MOVIE プルコギ』が「LOOK&COOK部門」マイケル・アリアス監督『鉄コン筋クリート』が「アンダー14部門」に決定している。

「公式部門」に唯一選ばれた『さくらん』は、まさしく本年度のベルリン映画祭においての日本代表、日本映画としての映画祭の顔の栄冠を授かったといえる。今までの日本映画の時代劇にはない、ライヴ感溢れるエネルギッシュな極彩色エンターテイメントがどのように世界の映画人の心に突き刺さるのか、反応が楽しみだ。
《text:cinemacafe.net》

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