レオの演技にノックアウト!『ブラッド・ダイヤモンド』レビュー

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『ディパーテッド』でレオナルド・ディカプリオの演技を絶賛したばかりだが、『ブラッド・ダイヤモンド』を見て、再度「レオ、最高!」と叫びたくなってしまった。これまでに見たことのない瞳の輝きと絶対的な演技力を感じてしまったのだ。そんな過去最高のレオをスクリーンに放ったのはエドワード・ズウィック監督。『グローリー』(監督)や『トラフィック』(製作)など、タブーとされる社会問題や歴史の裏に隠された真実を数多く描いてきた監督だ。今回は内戦の地・アフリカを舞台に、巨大なピンク・ダイヤモンドに引き寄せられた3人の旅を描いていく。

ダイヤの密売人・ダニーにとっては現実から抜け出すためのチケット、黒人のソロモンにとっては奪われた家族を取り戻すための切り札、そして女性ジャーナリストのマディーにとっては真実を暴くための証拠──たった1つのダイヤに3人それぞれの思惑と、その背景にある紛争が絡み合い、物語は予想もつかない大きな問題へと発展していく…。

ときに心臓をえぐり取られるような痛みがはしり、またその傷痕に染みわたる一滴の愛に心揺さぶられる──“感動の”というよりも“衝撃の” サスペンスドラマに仕上がっている。もちろん、その面白さが成立しているのはレオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー、ジャイモン・フンスーらの素晴らしい演技があってこそ。特にラストシーンで見せるレオの表情に完全ノックアウト! 俳優、レオナルド・ディカプリオに惚れ直す瞬間となるだろう。

《text:Rie Shintani》

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