映画にまつわるファッション小噺 vol.36 ハリウッド式フィットネス?

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映画にまつわるファッション小噺 vol.36 ハリウッド式フィットネス?
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もういいかげん、体をなんとかしなければ。そう思い始めて早数年。あまりにぐうたらしていたためか、体が「動かしてくれ〜」という感じになったのが先月のこと。なんだか体がむずむずして、思い切り暴れたい気分に。これが「機は熟した」ということなのかと、エネルギーを放出するための“何か”を見つけることに。

そんな折、TVで流れてきたのがとある新型フィットネス。その名は「ビリーズ・ブート・キャンプ」。7日間分の集中プログラムが4枚のDVDに。かなりいかついビリーおじさんがニカーっと笑うジャケットが目印です。

もともとは、入隊したばかりの軍人たちが体を作るために行うプログラムだったものを、ビリーおじさんがフィットネスに改良したもの。「これって『愛と青春の旅だち』っぽいな」と思えるような、厳しい訓練が続くのです。だからこそ、効果はてきめんであるらしく、短期間で体を絞ることができるので、役作りのためにハリウッド俳優たちが取り入れることが多いのだとか。なるほど、見るたびに役柄に合った風貌に変わっている変幻自在の俳優たちにはこんなヒミツがあったのね。といっても、前面に名前が出ているのはルー・ダイアモンド・フィリップスとか、ヴィヴィカ・A・フォックスだったりするのがちょっと怪しい…。

しかも、セレブ系な雰囲気を漂わせつつ、ヨガやピラティスのようなおしゃれ感は全くなし。でも、それが私には心に響きました。本気で取り組むなら、効果だけを前面に出し、装飾は一切無いほうが信頼できそうだから。

というわけで、今ならビリーバンドなるゴム状の負荷(うちでは“ビリーバンバン”と呼んでいる)とメジャー(巻尺ね)がついているということもあり、早速取り寄せて試してみました。

軍隊系の号令と、軍曹(?)の「もう限界なのか! 弱虫め!」的な叱咤激励が飛び交う中、ただただひたすら耐えるのみ。なのに、4日目までは変化なし。というか、体重は逆に増える始末。「あんなに辛い思いをしているのに、増えるなんてどういうこと?」。絶望しながらも、もう後には引けない。ところが、6日目になると、横腹のたぷつきが弱まって来たような…。腹筋にも立て割れめいた兆候も。こうなったら、14日でも、21日でも、効果が出るまでやってやろうという気になったのでした。

《text:June Makiguchi》
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