“韓国一の美男子”イ・ジュンギは高所恐怖症! 『フライ・ダディ』インタビュー

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イ・ジュンギが初めてスクリーンに登場したのは草なぎ剛主演の『ホテル ビーナス』──今から3年前のこと。翌年の『僕らのバレエ教室』で韓国での正式デビューを飾り、続く『王の男』では女性も見とれる女形芸人・コンギルを演じ瞬く間に人気を博した。そして本作『フライ・ダディ』ではその“女性らしさ”とは正反対に、頼もしくてクールな高校生役に挑んでいる。作品を重ねるごとに注目度が増していく“韓国一の美男子”イ・ジュンギの魅力に迫った。

『王の男』のコンギル役、『フライ・ダディ』のスンソク役。とにかくそのギャップに驚かずにはいられないというのが映画を観た率直な感想。演じる本人も撮影当初は体に染みついたコンギルを捨て去ることに苦労したという。
『王の男』を演じた直後だったので全く違うキャラクターを作るには少し時間が必要だと感じていました。実際はあまり時間がなくて苦労しましたが、スンソクを演じることで今まで見せたことのないイ・ジュンギの男らしさを出せたと思います」。ちなみに、彼自身とスンソクは意外と似ているという。

ご存知、2005年には岡田准一×堤真一主演の『フライ,ダディ,フライ』が公開されている。どちらも金城一紀の同小説を映画化しているとあって比較されることは免れないところ。しかし、イ・ジュンギ自身は日本版を「できるだけ意識しないようにしました」と話す。また、チェ・ジョンテ監督からは、スンソクを演じるにあたって全面的にキャラクター作りを委ねられたのだとか。
「原作に根差した脚本ならもっと役作りは簡単だったかもしれないんですが、今回は新たに創意をこらしたキャラクターで…韓国版ではスンソクよりもガピル(娘の仇を討つためスンソクに特訓を受けるサラリーマン)のキャラクターを掘り下げているんです。スンソクがどんな幼少期を過ごしたのか、また心にどんな傷を持っているのかを自分なりに考えるように言われました」

そして、自身で考えた末に生まれたスンソク像については──。
「多分、スンソクは愛情を知らずに育ったので、家族への恋しさを求めていたと思うんです。心には痛みや傷を抱え、世の中に壁を作っていたんじゃないかなと。そんな青年がガピルと出会うことで情を感じるようになって壁がなくなっていくんです」と、内面的なキャラクター作りに重点を置いたことを語ってくれた。

しかし、スンソクはケンカの強いクールな高校生。「ボクシングやロック・クライミングの基本的なトレーニングもしました」と体力的な準備もあったと明かす。ところが、イ・ジュンギは実は生まれつきの高所恐怖症。
「ロック・クライミングはすごく怖かったです。プライベートでは絶対にやりたくない(苦笑)」と裏話も飛び出した。怖さを克服し、2週間の猛特訓を受け、20メートルもの高さに挑んだその根性に拍手! さらに大勢の敵を相手にしたケンカのシーンもスタントなしの体当たりアクションを披露している(これがまた格好いい!)。

本当の強さとは何か、家族とは何か、そして真のヒーローとは何かを描いている『フライ・ダディ』。最後にイ・ジュンギにとってのヒーロー像を訊いた。
「自分にとってのヒーロー像はあまり考えたことはないんです。ただ、人生のなかで目標を定めることで誰でもヒーローになれると思います。また、この映画は真のヒーローを描いているほかに、何かを得るため、強くなるためにはそれなりの努力や犠牲が伴うというメッセージが込められています」

本作の後には日韓合作映画『初雪の恋〜ヴァージン・スノー』の公開が控えるなど、今後も目が離せない俳優イ・ジュンギ。『王の男』の艶っぽさも魅力的だったが、『フライ・ダディ』で見せる知的さと強さにクラッとしてしまう女性も多いはずだ。

《text:Rie Shintani / photo:Yoshio Kumagai》

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