5月病に効く特効薬 処方箋その1. ガックリ気分に“パッチギ!”を1錠

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『パッチギ! LOVE&PEACE』 - (C)2007「パッチギ!LOVE&PEACE」パートナーズ
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楽しい楽しいゴールデンウィーク! あれをして、これをして、そして何もしないでボーっとして…と、誰もがそれぞれの休暇を自分らしく計画していらっしゃることでしょう。仕事を忘れて思い切りリラックスできる日々。でも、そんな楽しかった日々が終わってしまうと、なんだかガックリという人も多いのでは?

それが、まさに五月病。本来は、大学の新入生や新社会人が、連休後に見舞われる軽いうつ気分を言うのですが、今では同じ症状を持つ一般人にも使われています。「夏休みまで、もうまとまった休みは取れないよね…」などと考えれば、気分は落ち込む一方(すみません、思い出させて)。

ただ、“症状”と大げさに言ってはみても、誰だって楽しい連休の後には、ガックリくるもの。そこで、今月はそんな陰鬱な気分を吹き飛ばしてくれそうな、パンチの効いた作品をご紹介します。

まずは、大好評の前作から2年、“帰ってきたパッチギ”こと、その名も『パッチギ! LOVE&PEACE』から。前作の大ヒットを受けて作られた続編です。前回は1968年の京都が舞台の青春ドラマでしたが、今回は1974年の東京を舞台にした愛と平和の家族ドラマ。乱闘、愛、そして井筒節がさらにスケールアップして戻ってきたのです。

主人公は、『パッチギ!』で強烈な印象を残したリ・アンソン。難病を抱える息子のため居を移し、危険にも身をさらしながら死にものぐるいで奮闘する彼と、彼を助けようと芸能界入りを決める妹・キョンジャの姿を中心に家族愛が描かれていきます。パート1では描かれなかったアンソン一家のエピソード、在日たちの歴史、そして日本社会の裏側も赤裸々に。歴史に埋もれ、私たちが知りえなかった真実が数多く織り込まれ、頭をガツンとやられるような気分にさせられるのです。

そこには、都合の悪いことはひたすら隠してきた日本社会に物申す“怒れる平和主義者”井筒和幸の心意気が前面に。毒を吐きながらも、そこにはいつも“愛”を垣間見せる、彼の精神が手に取るようにわかるのです。

これを観たら、「気力が出ない〜」なんて言いながらぐうたらなんてしていられない気分に。気がつけば、前を向いて、こんな気分に「パッチギかましてやる」と元気になっている自分がいるはずですよ。

まさに、元気がないときほど、元気になれるこの映画。なんだか五月病っぽいなと思ったら、もしくは、病にかかる前の予防にも、早めに『パッチギ! LOVE&PEACE』を1錠お試しあれ!!

《text:June Makiguchi》

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