5月病に効く特効薬 処方箋その2. ぐったり心に“鷹の爪”を注入

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『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE  〜総統は二度死ぬ〜』 - (C) 2007 THE FROGMAN SHOW劇場版製作委員会
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お疲れですか? なんだかやる気ないですか? わかります、わかります。私もそうですから。そう、この時期は誰だってそうなのです。ですからこういうときに、いくら知性派だからとシリアスな政治ドラマを観たり、いくらスリラー好きだからと神経の磨り減るようなサスペンスドラマを観たりしてしまったら、症状は悪化するばかり。回復に一番効くのは、バカバカしい映画。「じゃあモノは試しだ」とおっしゃるなら、ぜひ、『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜』をお試しください(公開は3月でしたが、五月病で苦しむみなさま向けに特別にご紹介しています)。

これは、知る人ぞ知る、2006年4月から6月までテレビ朝日で深夜放送していた「THE FROGMAN SHOW」の劇場版。世界征服を狙う謎の…でも、かなり間抜けな秘密結社“鷹の爪団”と、器の小さい正義の味方・デラックスファイターとの戦いを中心に描かれるギャグアニメ。

鷹の爪団の総統、戦闘員教育係の吉田くん、熊のレオナルド博士、戦闘員のフィリップ、超能力をもった菩薩峠(ぼさつとうげ)くんほか、妙なキャラクターがいっぱい登場します。それに、同時上映は、前方後円墳女子高生『古墳ギャルのコフィー』という突飛な作品です。

ツボにはまるとやめられなくなる面白さなのですが、この作品のすごいところは、島根県在住のCGクリエイター・FROGMANが、脚本、監督、作品、声優など、制作にまつわるほとんどを自分で手がけているというところ。女性キャラクターはときに、女性が担当していますが。

ほんとうにすごい映画です。ここで、もう一度念を押しておきますが、この映画はバカバカしいギャグとパロディでいっぱい。でも、それは粋な計らいのあるバカバカしさばかり。型破りで画期的で、のけぞるような斬新なアイディアが満載なのです。それは、人間ってこういうことで楽しく笑えないと終わりなのでは、とさえ思えるような笑いなのです(最大限に笑うためには、予習が必要ですが)。

上映中に、これだけ笑いに溢れ、終了後に、これだけざわついた劇場に身をおいたのは久しぶり。それだけに、これを楽しめないなら、もう五月病にどっぷり浸かってもらうしか道はないとも思えます。そう、これはあなたの、五月病対策における踏み絵的ギャグ映画。そう考えると、これは劇薬と呼べるのかもしれません。それだけに、ある意味で取り扱いには十分ご注意くださいませ。

《text:June Makiguchi》

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