上海、モントリオールなど国際映画祭へ出品も決定! 『眉山─びざん─』初日舞台挨拶

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『眉山 -BIZAN-』 初日舞台挨拶にて。犬童一心監督、宮本信子、松嶋菜々子、大沢たかお、さだまさし
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さだまさし原作、犬童一心監督作品『眉山─びざん─』。6月16日から開催される上海国際映画祭、8月23日から開催されるモントリオール国際映画祭など、海外の映画祭への出品も決定したことでも話題となっている。本作が5月12日(土)に初日を迎え、出演者である松嶋菜々子、大沢たかおに加え、『マルタイの女』から実に10年ぶりにスクリーンに復帰した宮本信子、犬童一心監督、さだまさしが舞台挨拶を行った。

主演の咲子を演じた松嶋さんは、「キャンペーンなどで五大都市をまわらせて頂きました。その間に、この阿波踊りで大変お世話になりました徳島にも行き、みなさんにお礼を言わせていただきました。1か月かけてまわったのですが、やっと今日、初日を迎えまして、本当にやっと来たという気持ちでいっぱいです」と会場を埋める観客に感激したようだった。

監督は『ジョゼと虎と魚たち』『メゾン・ド・ヒミコ』など、永く愛される傑作を発表し続けている犬童一心。「この映画は2年前に阿波踊りを観にいったところから準備を始めまして、今日こうやってみなさんに観ていただけて本当に嬉しいです。この舞台上にいらっしゃる3人のキャストのみなさんは、その2年前に阿波踊りを見に行った日に、出てもらえたら嬉しいね、とスタッフたちと話していた方たちなので、本当にその3人とこの舞台に立てているのはなんか夢みたいです」と、時間をかけて育てた作品、そして出演者について語った。

咲子の母・龍子を演じた宮本さんは「『マルタイの女』から、本当にあっという間に10年経ってしまいましたが、この“神田のお龍”という素晴らしい役に巡り会えて、楽しんで演じようと思いました。それが今日、初日を迎えて、これからたくさんのお客さまに観ていただくと思いますけれども、この映画が少しずつ成長して大きな大きな花を咲かしていただけたら、どんなに良いかと思っております」と、10年ぶりの映画出演で、やりがいのある役に出会ったと、感謝の気持ちが伝わってきた。

咲子の心の支えとなる寺澤を演じたのは『解夏』でもさださんの原作作品に出演した大沢さん。「自分にとってとても大切な、思い出に残る1本で、すごく素敵な作品です。やっぱり初日というのはドキドキすると同時に、なんか怖いんですよね。もしかしたら、お客さんが誰もいなかったらどうしようとか、来てみたらみんなスタッフだったらどうしようとか(笑)。それなのに、こんなにたくさんの人たちに観ていただいて嬉しい気持ちでいっぱいです」とコメント。

その『解夏』に続き本作が3作目の映画化作品となったさださんは、「原作者の立場ってすごく辛くてね。感激してボロボロ泣いてるとかっこわるいでしょ? 自分が書いた話で泣いてる、とか笑われそうで(笑)。でも、こんなに素晴らしい映画にしていただいて、幸せです。試写会を観た徳島の人たちが徳島の宝物が出来ました、って言ってくれたんです。だから徳島の人が一番喜んでくれてるのかな、と思います。それから、この作品は、こういうテーマですけれども、映像をご覧になっておわかりになるように日本の伝統的な素晴らしさが本当にていねいに描かれているんですよね。だから海外の人に観てほしいな、と思いますね。きっと日本好きが増えると思います」と、原作に負けない作品の仕上がりに満足しているようだった。

数日前には、皇后陛下も試写でご覧になったという本作。「本当に細かいところまでご覧になってらっしゃいまして、あのときの背中で聞いているまっちゃん(山田辰夫)の感じが良かったです(松嶋さん)」、「映画のことも大変褒めていただきました。まさか皇后陛下と手を取り合うなんてことが起こると思っていませんでしたので、本当にとても良い思い出になりました(宮本さん)」など皇后陛下とのエピソードも語られた。

日本の祭りの情緒と共に、母と娘の絆や親子の血のつながりが温かく語られる『眉山─びざん─』は日劇PLEXほか全国にて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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