6月はもう目前。なのに、まだ五月病を引きずっている人、いませんか? もう、最終治療法としては、この奥の手しかありませんね。『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』です。2003年に第1作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』が登場してから約4年。2006年に第2作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』でなんとも殺生な終わり方をされてから約1年。今年ようやくシリーズ三部作が完結します。こう聞いただけで、なんだか気分がすっきりしてきませんか。「ジャック・スパロウ船長はどうなるの?」「ウィルとエリザベスの恋の行方は?」「海賊の謎とは?」 2作目が終わったとき、「この続きを見るには、来年まで待たねばならないのか!!!」と怒りにも似た感情を覚えた方、忘れかけていた様々な疑問、好奇心を思い起こしたら、五月病に関わっている場合ではありません。5月25日(金)の世界同時公開時には、劇場は大変な騒ぎとなるはず。ぼんやりしてなどいられません。誰と行こうかとか、どのぐらい前に劇場に乗り込もうかとか考えたりしているうちに、気がつけばいつの間にか五月病なぞどこへやら。劇場では、“同じ船に乗り込んだ仲間”と思いっきり大騒ぎしてしまいましょう。今週は、世界公開を前にして、日本でも各所で華やかなイベントが開催され、パイレーツ週間になりました。一緒に気分を盛り上げていけば、次第に心は元通りになっているはずです。映画には、すっかり気分を入れ替えてくれる力があるのはご存知の通り。五月病のみならず、気持ちを切り替えたいときにはいつでも、日常から離れて映画の世界にどっぷり浸れる劇場に足を運んでみてはいかが?