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ハリウッドがうらやましい? 浅野忠信、アジアの次はハワイでの撮影のオファー求む!

昨年のベルリン国際映画祭への出品を皮切りに、世界22か国もの映画祭で上映された注目作『インビジブル・ウェーブ』が5月26日(土)、公開初日を迎え、主演の浅野忠信と、共演の光石研による舞台挨拶が行われた。浅野さんにとって、ヴェネチア国際映画祭・コントロコレンテ部門で自身に主演男優賞をもたらした『地球で最後のふたり』以来となる、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督との再タッグ。光石さんは、同監督との仕事は今回が初めてだが、浅野さんとは10年来の付き合いになる。そんな2人が作品やアジア各国での撮影、そしてお互いについて語ってくれた。

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『インビジブル・ウェーブ』の初日舞台挨拶に立った浅野忠信と光石研
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  • 『インビジブル・ウェーブ』の初日舞台挨拶に立った浅野忠信と光石研
  • 『インビジブル・ウェーブ』の初日舞台挨拶に立った浅野忠信
  • 『インビジブル・ウェーブ』の初日舞台挨拶に立った光石研
昨年のベルリン国際映画祭への出品を皮切りに、世界22か国もの映画祭で上映された注目作『インビジブル・ウェーブ』が5月26日(土)、公開初日を迎え、主演の浅野忠信と、共演の光石研による舞台挨拶が行われた。浅野さんにとって、ヴェネチア国際映画祭・コントロコレンテ部門で自身に主演男優賞をもたらした『地球で最後のふたり』以来となる、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督との再タッグ。光石さんは、同監督との仕事は今回が初めてだが、浅野さんとは10年来の付き合いになる。そんな2人が作品やアジア各国での撮影、そしてお互いについて語ってくれた。

浅野さんは、今回再びラッタナルアーン監督と一緒に仕事をすることになったきっかけを「前作は決して簡単ではありませんでしたが、このチームで良い時間を過ごすことができました。そして良い結果も得ることができて、『自分たちのやってきたことが間違いじゃなかった。次も何かあったら挑戦すべきだ』というムードが当時からありました。ですからこのお話をいただいたとき、『自分たちにできることをまた発見しよう』という気持ちで引き受けました」と語り、監督、スタッフとの強い絆を感じさせた。また、タイでの撮影について「人は温かく、食事もおいしかった」と語る一方、香港については「久々でしたが、僕が行くと必ず曇ってるんですよね」と苦笑い。だが、そんな中でもクオリティの高いスタッフと共に充実した撮影ができたと振り返った。ちなみに少し前まで別の作品の撮影でモンゴルにいたという浅野さん。「アジアもいいけどたまにはハワイとかでのんびりと撮影がいいかな…」とも。さらに事務所の後輩で、浅野さんと同じく世界で活躍する菊地凛子さんについて質問が及ぶと、「いきなりセレブになっちゃって。おれがモンゴルでシャワーも出ない部屋にいるっていうのに…(笑)」とハリウッド女優をうらやんだ。

『地球で最後のふたり』では極度の潔癖症の青年を演じた浅野さんだが、本作では料理人という役柄。普段は料理をするのか? と聞かれると、「実生活ではほとんど料理はしませんが、おじいちゃんが2人ともコックだったので『おれにも料理くらいできるだろう』って勝手に思ってます。全然しない割には、包丁とかマイ計量カップを持ってる」のだとか。

また、光石さんは今回の撮影について「すでに出来上がったチームの中に入っていくのは不安なものですが、浅野さんから様々な助言をいただき、タイのスタッフも本当に温かく迎えてくださりました。おかげで当初の心配も吹き飛んで、楽しく撮影できました」と振り返った。

光石さんが演じたリザードは、ところ構わずしゃべり、歌う騒々しい男。劇中、光石さんは味わいのある歌も披露してくれているが、プライベートでカラオケなどには行くのか? と聞かれると「2年に1度くらい…。歌うのは…くだらないロックンロールです…」と照れながら回答。劇中、リザードが見せるテンションの高さと、目の前の光石さんの落ち着いた大人の物腰のギャップもあって、この答えに会場は笑いに包まれた。

本作で見せる、お互いの役どころについて光石さんが「こんなに傷つく浅野さんを見られるのは珍しいのではないかと思います」と言えば、浅野さんは「『こういう側面を見たかった』という光石さんの姿を見ることができた」と互いを讃える。ちなみに撮影の合間には車の話など、「くだらない話ばかりして盛り上がっていた」という。挨拶の最後に浅野さんが「誰にでも過ごしたくない時間があり、間違った方向に行ってしまうことがある。この映画にはそういうことが描かれています。“そういう瞬間に、自分が何を選ぶのか?”を再確認することができる作品だと思います」と作品をアピール、会場からは大きな拍手が沸き起こった。『インビジブル・ウェーブ』はシネマート新宿、シネマート六本木ほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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