「余命3か月のなぎさから“生きること”を感じてほしい」堀北真希が新作を語る

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『恋する日曜日 私。恋した』初日舞台挨拶に登壇した(左から)丹羽多聞アンドリウ、渡辺千穂、窪塚俊介、堀北真希、岩本千波、廣木隆一監督
  • 『恋する日曜日 私。恋した』初日舞台挨拶に登壇した(左から)丹羽多聞アンドリウ、渡辺千穂、窪塚俊介、堀北真希、岩本千波、廣木隆一監督
  • 『恋する日曜日 私。恋した』堀北真希
  • 『恋する日曜日 私。恋した』窪塚俊介
80年代の隠れた名曲をタイトル、主題歌に、ドラマ版・映画版が製作されてきた「恋する日曜日」シリーズ。その劇場版第2弾として製作された『恋する日曜日 私。恋した』が6月9日(土)に公開初日を迎え、堀北真希、窪塚俊介、岩本千波、廣木隆一監督、脚本の渡辺千穂、プロデューサーの丹羽多聞アンドリウが舞台挨拶を行った。

「私が演じた二ノ宮なぎさは余命3か月という重荷を背負った女の子ですが、病気と闘っているような描写はあまりありません。17歳の女の子がそういう重い荷物を背負っているということを踏まえて芝居をするのが、とても難しい役でした。映画の中で“死”というテーマが出てくるので、そこが印象的なのかと思うんですが、私は二ノ宮なぎさという女の子から、生きるということを感じてもらえれば嬉しいです」と自身が演じたキャラクターについて説明してくれた堀北さん。「本番前にたくさんリハーサルをしました。時には前の日からすることもあって。だからすごく純粋にお芝居を楽しめましたし、なぎさとリアルな時間を一緒に過ごせたような気持ちでとても嬉しかったです」と撮影現場での思い出を語ってくれた。

『ヴァイブレータ』『やわらかい生活』など、独自の世界観で映画を作り続けている廣木隆一監督。「観終わった後なので、みなさんの反応がすごく怖いんですが…どうだったでしょうか?」と観客に問いかけ、会場内では大きな拍手が起こると嬉しそうに、「1回観ただけじゃ分からない映画だと思うので、あ、いや分かりますね(笑)。でも2度、3度、4度と、この映画を観てもらえると嬉しいです」と付け加えた。

『さよならみどりちゃん』の脚本を手がけた渡辺さんは「今回の主人公は、余命幾ばくもない高校3年生の少女ですが、死を受け入れるというよりも、向かっていく大きな一歩というものを、恋をすることによって伝わっていくことと一緒に描ければいいなという気持ちで書きました」と作品に込めた思いを語ってくれた。

なぎさの初恋の相手である聡を演じた窪塚さんは「男の人ばっかりですね(笑)」とまずは苦笑い。「廣木監督の優しさがすごく伝わる映画です。心を掴まれるというよりは心を優しくなでられる、という感じだと思います。なぎさのセリフで、『自分の力では変えられないことがある』だったり、聡の『気が付いたら流れに任せて生きていた』といったような実体のないものを、風だったり、音だったり、音楽といったもので、優しく観客に届けてくれる映画だと思います。男性の方ばっかりですが、女性の方を誘って、2度、3度と観てください」と作品をアピールした。

その聡が恋をしている人妻の娘・まどかを演じた千波ちゃんは、「(堀北)真希さんと一緒に自転車に乗るシーンで、監督がその撮影を何回も何回もやるので、おしりが痛くなっちゃいました。それからアイスを食べるシーンでも、何回もやってアイスがいっぱい食べられたので嬉しかったです」と微笑ましいエピソードを披露してくれた。

主題歌の、喜納昌吉&チャンプルーズによる不朽の名曲「花〜すべての人の心に花を」にのせて綴られる、どこか懐かしく、そして切ない初恋の物語『恋する日曜日 私。恋した』は新宿トーアにて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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