パリを巡った監督も「Delicious!」、料理長・しずちゃんの腕は星いくつ? 

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しずちゃんが運んだラタトゥイユに監督(左)もプロデューサーも舌鼓を打った
  • しずちゃんが運んだラタトゥイユに監督(左)もプロデューサーも舌鼓を打った
  • CGアニメーションの天才監督がしずちゃんに「Beautiful!」
  • 最近、料理をよくするというしずちゃん。「切るのは得意」とか
飛びぬけた味覚と嗅覚を持ったネズミと料理はからっきしダメな見習いコックがコンビを組んでパリに奇跡を起こす——。『Mr.インクレディブル』や『モンスターズ・インク』など数々のヒット作を送り出してきたピクサーの最新作『レミーのおいしいレストラン』。6月13日(水)、本作の監督、ブラッド・バードとプロデューサーを務めるブラッド・ルイスによる記者会見が開かれた。会見場は都内のレストラン。2人は客席に腰掛け、作品、そしてアニメーションへの情熱を語ってくれた。

劇中で登場する料理の映像は、本物と見まがうようなおいしそうなものばかり。監督は「映画を観ながらみなさんを空腹にするのが狙いです」とその出来映えに自信をのぞかせる。プロデューサーのルイスは会見の冒頭で「ポップコーンを食べながら楽しんで」と呼びかけたが、ポップコーンじゃとても我慢できないかも? そして料理と並んでパリの街の描写も印象的な本作。その時代設定について監督は「いつの時代ということは意識していません。パリという街は過去も現在もあまり変わっていないんですね。ただ、車の描き方で時代がわかってしまうので、特定の車を描かないようにしました」と語る。そのパリへは、取材のために初めて訪れたという監督だが「あんなに素晴らしい取材旅行はないね。食べ過ぎて動けなくなって、僕は台車で運ばれたんだよ」と笑う。レミーとリングイニが初めて意思疎通をするシーンは、まさに夜霧のセーヌ河岸で思いついたと言うが、「何を食べたのかは覚えてないけど、お腹いっぱいで散歩してたのは確かだね」とか。

レストランにとって天敵とも言うべきネズミを主人公にしたという点について監督は「設定が非現実的で、物語上の問題が大きければ大きいほど、話は面白くなってゆくのです。ネズミがシェフになるためには、ものすごい障害を乗り越えなければなりません。だからこそ、おもしろいドラマになると感じました」と語る。ルイスも「ピクサーが大切にしているのは、キャラクターの視点から物語を伝える、つまり内から外に向けてストーリーを展開するということ。嗅覚の鋭いネズミなら新鮮な食べ物に惹かれる。ならば人間界に興味を持つに違いない、といった具合にね」と数々の傑作を作り上げてきたピクサーの哲学を熱く語ってくれた。

この日の会見にはスペシャルゲストとして、本作の応援団長である南海キャンディーズのしずちゃんがコック姿で駆けつけた。本作の原題でもあり、劇中で重要な意味を持って登場する料理、ラタトゥイユを2人が座る席に届けた。しずちゃんのお手製ですか? との問いに「これは違いますが、これと全く同じものを昨日家で作りました」と胸を張るしずちゃん。ところが監督たちと一緒にひと口食べた途端、「こんな料理初めて」とポロリ。すかさず監督が「昨日、自分で作ったんでしょ?」と突っ込むと場内は笑いに包まれた。そして監督から発せられた言葉を聞き逃さず「監督、いま『Beautiful』って言いましたよね? 私キレイですか? I LOVE YOU!!」とメロメロ。最後に応援団長として「これから試写が全国各地で開かれますので、みなさん団員として私についてきてほしい」と力強く宣言してくれた。『レミーのおいしいレストラン』は7月28日(土)より日劇3ほか全国にて公開される。
《text:cinemacafe.net》

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