『レッスン!』で社交ダンスを学んだヤヤ・ダコスタ「アントニオのタンゴはセクシー」

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『レッスン!』ヤヤ・ダコスタ photo:HIRAROCK
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ある日、落ちこぼればかりが集まる学校に新しい先生がやってきた。彼の名はピエール・デュレイン、世界一の社交ダンサー。もちろん彼が生徒たちに教えるのは社交ダンス。ヒップホップに慣れ親しんでいる彼らは、スローテンポでちょっと古くさい音楽などには見向きもしない。しかし、ピエールの情熱は生徒たちの心を少しずつ開き、やがて彼らはコンテストを目指すようになる…。世界一のダンス大会であるイギリスのブラックプールで4年連続優勝を果たした実在の社交ダンサー、ピエール・デュレインがNYの公立学校の課外授業プログラムに社交ダンスを設け、貧困や複雑な家庭環境に悩む子供たちに希望を与えている事実を基に製作された『レッスン!』。本作で自身の才能を開花させ、将来への希望を手に入れるラレッタを演じたヤヤ・ダコスタに話を聞いた。

これまでも女優として活動をしてきたヤヤ。今作が初の長編映画への出演となった。
「とにかく素晴らしい体験だったのよ。演技はもちろんのこと、現場や技術的な部分もとても興味深かった。映画を作るために、こんなことをしなければならないんだ、とか、これだけの人たちが一丸となって協力しあわなければ映画は作れないんだ、とか…。本当に様々なことを学んだわ」。

本作でのラレッタ役はオーディションで勝ち取った。オーディションは1週間から1週間半の間に3回受けたそうだ。
「最初の2回は自分が演じるキャラクターのつもりで音楽に合わせてフリースタイルで踊らなきゃならなかったわ。こういうダンスが出来ます、って見せるためにね。3回目にはピエール・デュレイン本人がスタジオに来て、タンゴとサルサとスウィングを教えてくれたの。もうすでに撮影の準備に入っていたリズ(・フリードランダー監督)も参加したわ。本当にあっという間だったのよ」。

ピエールに会うまで自分のダンスの才能に気づかなかったラレッタ。本編では素晴らしいダンスを見せてくれるが、ヤヤ本人は、しっかりとしたダンス歴はなく、社交ダンスは初めてだった。
「定期的にダンスを続けていたわけではないからなのよ。ただ子供の頃からサマースクールや学校の課外授業で習ったりしていたわ。バレエやフラメンコ、ジャズダンスなどをね。社交ダンスには、元々興味があったの。テレビでコンペティションを見たりもしていたし。でも、どこにスタジオがあるのか、パートナーはどうすればよいのか、そういう基本的なことすらも知らなくて。だから今回、ステップも含めて社交ダンスの世界を学べたことは本当にエキサイティングだったわ!」。

ラレッタたち生徒にダンスを教えるピエール・デュレインを演じるのはアントニオ・バンデラス。ラテン系の情熱的なイメージが強いが、今作では穏やかで物静かな紳士を演じている。
「誰もがそういうイメージを持っていると思うわ。デリシャスなラテン男ってね(笑)。でもだからこそ、今回のキャラクターにぴったりだったと思うの。ピエールがダンスを教える生徒たちって、ちょうど思春期の頃くらいでしょ? 異性を気にするようになる年齢よね。そういう意味で、いろんな力学がある。それをしっかり把握してうまく取り入れるの。ピエールはそういうことをしっかり分かっていて一緒になって話すことができるから成功しているんだと思うわ。とてもチャーミングなのよ。アントニオもそういうところを持っている。みんなが彼に対して持っているセクシーなイメージは今回確かに表面に出てこないけど、下流というか、下に流れている感じだったんじゃないかしら。それが唯一オモテに出てきたのが、あのセクシーなタンゴを踊るシーンよね。生徒たちはそれを見てみんな『おーっ!』と思ったんだもの(笑)」。

この先も女優としてやっていきたいと言うヤヤ。
「まだまだ勉強中なの。でも来年公開の『ハニードリッパー (原題)』という映画に出たのよ。ジョン・セイルズ監督のコメディで、ダニー・グローヴァーなどの素晴らしいキャストが揃っている作品よ。どんな内容のものであっても、観た人にインスピレーションを与えることができたり、この人がこんな役をやるのか、なるほどな、と思ってもらえるような女優になりたいわ。つまり、タイプキャストされないこと、パターンにはまらないこと。ドラマやコメディ、アクションまで、いろいろな役に挑戦したいわ。国籍とか人種という意味でも様々なバリエーションに挑んでいきたい。物静かなキャラクターから、とてつもない怒りを抱えているキャラクターなんかも演じてみたいと思ってるわ」。

友達がデザインしたというTシャツを着て、時にマジメに、そして時にお茶目な表情で作品について語ってくれたヤヤ。今後の彼女の活躍が楽しみだ。

《photo:Hirarock》

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