「恋愛感情じゃなくて憧れという微妙な距離感が難しかった」15歳の北乃きいが熱演

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『スピードマスター』初日舞台挨拶にて(左から)鮎貝健、蒲生麻由、内田朝陽、中村俊介、北乃きい、須賀監督
  • 『スピードマスター』初日舞台挨拶にて(左から)鮎貝健、蒲生麻由、内田朝陽、中村俊介、北乃きい、須賀監督
  • 『スピードマスター』 中村俊介
  • 『スピードマスター』 北乃きい
かつては無敵だった走り屋だったが、友人をバトルで亡くしたことで生きる意味を失い、放浪の旅に出た赤星颯人。ある街にたどり着いた彼は、一人の少女に出会い、再びバトルの世界へ足を踏み入れる…。日本初のカーアクション・ムービー『スピードマスター』。最先端のVFX技術を駆使した、スピード感溢れる本作が8月25日(土)に初日を迎え、主演の中村俊介、須賀大観監督ほか、内田朝陽、北乃きい、蒲生麻由、鮎貝健が舞台挨拶を行った。

主演の颯人を演じた中村さんは「まだ大画面で観ていない」そうだ。「DVDでしか観てないんです。大画面でご覧になったみなさんが羨ましいです。撮影中は、実際に自分で走ったシーンもあるんですけど、VFXを駆使したところもいっぱいあって“どんな映像になるんだろう?”と、想像しかできなかったので、完成した作品を観た時は興奮しました。“こうなったか!”って。映画を撮っているときって“こうなるんだろうな”って分かるんですけど、この映画に関してはそういうところがなくて難しかったんです」と言う中村さん。それは、颯人を挑発し勝負をしかける黒咲勇弥を演じた内田さんも同じ気持ちだったようだ。「僕は颯人と違って、自分が走るというシーンはあまりなかったんです。ブルーバックで止まっている車の中で、運転しているのをワンカットずつとっていきました。撮影中はやっぱり具体的に体感できないので、そういう意味では自分がやった映画なのに、初めて観る感覚が強かったんです。一つの映画になったときの世界観やスピード感は、いままで自分がやってきた映画にはない新しい世界だったので、個人的にはすごく楽しんで作品を観ました」とふり返った。

勇弥とつるんで颯人をけしかける大道寺リオを演じた蒲生さん。「リオという人間は善か悪かと言ったら悪だと思うんですけど、その中でいかに人間味を出すかを考えました。颯人との過去について、とてもムキになるシーンがあったんです。そういう過去を背負って、いろんなことを経験してきた上で、リオという人間が出来上がったんだと思いました」とキャラクターについて語ってくれた。冒頭で勇弥に勝負をしかけ敗れてしまうドイツ人レーサー、ブライザッハ・グートマンを演じた鮎貝さんは「彼は本当は、とても優しい人なんじゃないかと思っています。最初に台本を読ませていただいたときは、俺の方が強いだろうと思っていたんですけど、朝陽くんに初めてお会いしたのが現場で、いきなり隣であの勇弥が『おはようございます』って。これはヤバイなと思いました(笑)」と内田さんの強烈キャラに驚いたそうだ。

颯人が再びハンドルを握るきっかけを作った少女・まひろを演じた北乃さん。いまやTVや映画に引っ張りだこの彼女は撮影当時はまだ15歳だったそうだ。「監督と話し合ったことは颯人さんに対する感情についてでした。恋愛にするのか憧れにするのかという感情の部分で、すごくよく考えてやっぱり恋愛感情じゃなくて憧れなんじゃないかと思って監督と話をしたら意見が一致しました。憧れのままで終わらせるという微妙な距離感が難しかったです」と役作りについて語ってくれた。

そんな豪華キャストを束ねた須賀監督は「メインキャストが全員揃うのは初めて。今日は僕が話を聞くのを楽しみにしてきた」と笑う。「車好きの人にも観てほしいし、特撮好きの人にも観てほしい。でも映画って、いろんな方がご覧になるじゃないですか。だからみなさんがまんべんなく、それぞれに新しいところを発見できるような映画にしようと心がけて作りました」と、単なる車映画ではないことをアピールした。

「とにかくみんな強烈。“こんなヤツいねーよ!”って」と中村さんが言うほど、個性溢れるキャラクターが揃った『スピードマスター』は、池袋シネマ・ロサほかにて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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