もう二度とこのメンバーは集まらない? 総勢9名がご挨拶『サッド ヴァケイション』

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『サッド ヴァケイション』初日舞台挨拶にて左から、斉藤洋一郎、とよた真帆、光石研、板谷由夏、オダギリジョー、宮崎あおい、浅野忠信、石田えり、青山監督
  • 『サッド ヴァケイション』初日舞台挨拶にて左から、斉藤洋一郎、とよた真帆、光石研、板谷由夏、オダギリジョー、宮崎あおい、浅野忠信、石田えり、青山監督
  • 『サッド ヴァケイション』初日舞台挨拶にて 浅野忠信
  • 『サッド ヴァケイション』初日舞台挨拶にて オダギリジョー、宮崎あおい
世界三大映画祭として有名なヴェネチア映画祭。今年で第64回を迎えるこの映画祭のオープニングを飾ったのが、青山真治監督の『サッド ヴァケイション』だ。本作が9月8日(土)に初日を迎え、主演の浅野忠信、青山真治監督ほか、石田えり、オダギリジョー、宮崎あおい、板谷由夏、光石研、とよた真帆、斉藤陽一郎とメインキャストが勢揃いした舞台挨拶が行われた。

「自分でも本当に思い入れのある作品なので、こうして初日を迎えられて嬉しく思っています」と挨拶したのは『Helpless』に続いて、健次というキャラクターを演じた浅野さん。「(観客には)すごく正直な目で観てもらいましたし、良い反応もいただきました。当日は雨も降ったりして、状況はあまり良くなかったんですけど、それでもたくさんの人が来てくれました」とヴェネチアでの反応について語ってくれた。また、映画祭が開催されているリド島については「ご飯が美味しくない」と一言。「でも前に来たときに、非常に素敵なレストランを体験していたので、そこに行きたいというワガママを言ってしまいました。斉藤さん、どうでしたか?」と話を振ると…「そうですね、美味しかったです」と斉藤さん。ちなみに斉藤さんのヴェネチアの感想は? 「天気がすごく良かったです。ちょっと風が強かったですよね。でもイタリアの陽気な人たちに…歓迎されましたよね? あの陽気な人たちに迎え入れられて、あの…行ってません、僕(笑)」。風が強いのは日本でした。

健次が5歳の時に家を出てしまった母・千代子を演じた石田さんが「映画はいかがでしたか?」と聞くと、観客から大きな拍手が。また、健次の恋人・冴子を演じた板谷さんも「みなさんの拍手に興奮しています! こんなハッピーなメンバーとここに立っているのが本当に嬉しいです」と嬉しそう。出番は少ないが、医師役で出演したとよたさんはヴェネチア映画祭へ出席した。「イタリアでの映画祭というのは、陽気な方が多くて、とてもカジュアルな感じで行われているので、楽しかったです。でも夜になると蚊が出没して、寝れない日もあったんですけど…(笑)」。まさに青山ファミリーとでも言えるような和やかな雰囲気だ。

千代子の夫、間宮が経営する間宮運送で働く後藤を演じたオダギリさん。「今日は、台風が去って良かったという気持ちと初日を迎えられて良かった気持ちでいっぱいです」と一言。ヴェネチアでの感想を聞かれると「あの、えっと…」と口ごもってしまった。会場からは「がんばって!」と声援が。「ヴェネチアでもこんな感じで一人まごまごしていたんですが、時間にも余裕があって、みんなでいろんな島に行ったのが楽しかったですね。この人数で行けた楽しさが貴重でした」と語ってくれた。

間宮運送で働くことになる梢を演じた宮崎さんもヴェネチアを堪能したそうだ。「夏休みみたいな感じでした」。とはいえ、それよりも嬉しいことがあるらしい。「この劇場(渋谷・シネマライズ)が大好きなので、ここに立っていることがすごく嬉しいです。この劇場には自分でも映画を観に来るので、それも嬉しいです」。

『Helpless』『EUREKA ユリイカ』に続いて出演している光石さんもヴェネチア映画祭に出席している。「僕は少し遅れて(ヴェネチアに)入ったんですが、食事をしているみんなが良い顔をしていて、『ここに来れて良かった』とその瞬間思いました」。

こんなメンバーをまとめ上げた青山監督は、「こういうファミリー、特に石田えりさんに悩まされ続けて、本当に疲れ切ったヴェネチアでした(笑)。これで僕らの手から離れて作品が一人歩きしていくわけですけど、みんなバラバラになって、もう二度と会うこともない(笑)こともあり得るわけです。そうなるとすごい寂しいなという思いと同時に達成感に満ちあふれている状態です」と満足そうな笑顔で、舞台挨拶を締めくくった。

『サッド ヴァケイション』はシネマライズほか全国にて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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