ファッション小噺vol.59 “見返り美人”ハル・ベリーのONとOFF

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『パーフェクト・ストレンジャー』 -(C) 2007Revolution Studios Distribution Company,LLC.All Rights Reserved.
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“ラスト7分11秒まで、真犯人は絶対わからない—。”“あなたは絶対ダマされる”などの文字が躍る『パーフェクト・ストレンジャー』。ハル・ベリーとブルース・ウィリスの豪華共演も話題になっているサスペンス映画です。

でも、ごめんなさい。私は犯人、すぐわかりました。「絶対にだまされる」などと言われると挑戦状を突きつけられたような気がして、どのキャラクターに対しても疑り深くなるもの。そのせいで、観察眼が鋭くなってしまうのです。それに、こういう場合、最も怪しい人物は最も犯人の可能性から遠いものだし…。まあ、犯人がわかっちゃっていた人、私以外にも多いでしょうね。ネット社会にはびこる、成りすまし=パーフェクト・ストレンジャー化をストーリーの核としたあたりは、面白いのですが。

でも、正直言ってストーリーより面白いのがブルース・ウィリス。彼が放つ、聞いていてこっちが恥ずかしくなるような口説き文句は結構笑えます。さらに、もうひとつの見所となっているのが、ハル・ベリーの美しさ。一人の女性ながら、シーンに応じて変化する彼女の姿は、美しさに年々磨きをかけているハルの本領発揮といったところ。ノーメイク? とも思える地味なお化粧にカジュアルなパンツスタイル、ニットにタイトスカートというシンプルなオフィススタイル、モード感漂う大きな襟のコートにシックなワンピース、30代女性の身の丈にあったONとOFFを見せてくれています。

特に美しいのが、肌の露出が大きい赤いドレス姿。背中の開き具合も大胆で、手入れの行き届いた滑らかな肌はピカピカ。背中は、女性にとって最大の盲点のひとつ。フォーマルな席で大胆に肩や背中を見せようと思っていたら、手入れを怠っていたことに直前になって気づいた…という経験がある人も多いのでは? 日頃は見えない所だからこそイザという勝負の時に大きな差がつく部分である、というわけです。

先日、仕事でウィーンに行き、世界屈指のオペラ劇場といわれる国立歌劇場でオペラを観てきました。クラシックの本場にある伝統ある劇場ということで、多くのご婦人たちが着飾っていて、肌を露出したドレスを着ている人も多数。そうと知りつつ私は、普通にちょっとだけシックなワンピースを着用。フォーマルなおしゃれを楽しめる少ないチャンスではありましたが…。それもこれも、背中にも肩にも自信がなかったせい。やはり、おしゃれを最大限に楽しむためにも、日頃からボディのお手入れは怠りなく! ですね。

《text:June Makiguchi》

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