【東京国際映画祭レポートvol.03】日本初披露に大沢たかお、ホッとひと安心?

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オープニング上映作品『ミッドナイト イーグル』の舞台挨拶に登壇したキャスト陣と監督
  • オープニング上映作品『ミッドナイト イーグル』の舞台挨拶に登壇したキャスト陣と監督
  • レッドカーペットに続き、こちらの舞台挨拶でも大歓声を浴びた大沢たかお
  • 大歓声に笑顔で応える竹内結子
レッドカーペットイベント、オープニングセレモニーに続き、いよいよ本格的に上映もスタート。栄えあるオープニング作品に選ばれた『ミッドナイト イーグル』が渋谷のBunkamura オーチャードホールにて上映された。上映後には、先の六本木会場でのセレモニーを終えたばかりの大沢たかお、竹内結子、玉木宏、藤竜也、成島出監督が駆けつけ、舞台挨拶が行われ、会場はレッドカーペットに負けない熱狂に包まれた。

オープニング上映について「嬉しい反面、どう観ていただけるのかとドキドキしていました」という大沢さん。先日のハリウッドでの先行上映では喝采を浴びたが、日本の観客の前では今回が初披露。「どうでしたか?」という大沢さんの問いかけに対し、客席からは大きな拍手がわき起こり、大沢さんはホッとした表情を見せた。自身が演じた西崎という役については「演じる上で、ヒーローというよりは、普通の人間でありたいと思っていました。彼は、たまたまこの事件の現場に居合わせただけ、ということで、あまり気負わず、等身大で演じることを気をつけました」と語ってくれた。

ハリウッドからの凱旋とあって(?)「『MIDNIGHT EAGLE』にお越しくださりありがとうございます」とタイトル部分だけ完璧な英語で発音し、会場の笑いを誘ったのは、西崎の山岳部時代の後輩であり、新聞記者の落合を演じた玉木さん。「みなさんにこの映画をお届けできて、本当に嬉しく思います」と満面の笑みを浮かべた。自身の役柄について「落合は弱い人間。最初は『自分がスクープを取りたい』という気持ちだけが強かったけど、徐々に『ジャーナリストとして、その後の人生を持って帰りたい』と考えるようになっていく」と説明したが、そんな落合の生き方に観客の多くが胸を打たれた様子で、惜しみない拍手が玉木さんに向けて贈られた。

「これまでやくざかはぐれ者の役ばかりだったので『今度、総理大臣の役をやる』と言ったら周りは一様に驚いてました」と語るのは藤さん。演じてみての感想は「あんなに重い責任を背負って生きることは僕なんかにはできません。総理大臣なんてやるもんじゃないな、と思いました」とのこと。

西崎の義理の妹で新聞記者の慶子を演じた竹内さん。今回の役どころは記者としてニュースを追うということで、普段女優としてマスコミに追われる竹内さんにしてみれば全く逆の立場。「監督とも話をして、記者の役を作るというよりは、ひとりの女性として事件に向かう、そういう姿勢で役に入りました。劇中の事件を、“竹内結子”自身が仕事の最中に出会ってしまった事件の一つというふうにとらえ、個人的に持っている好奇心を生かせれば、と思いながら演じていました」と語ってくれた。劇中、竹内さんと大沢さんが一緒に登場するシーンは少ないが、それだけに2人が直接会話を交わすシーンには、共に強い思い入れを持っているようだ。竹内さんが「私が最後に西崎にかける言葉は、もしかしたら観る人によって解釈が異なるのかもしれないと思います」と語ると、大沢さんは「竹内さんと現場で一緒になる時間は少なかったんですが、それに加えてこのシーンはリハーサルなしのぶっつけ本番で臨んだんです。監督が無茶を言いまして(笑)」と明かしてくれた。これについて監督は「立ち位置のセッティングの段階で大沢さんを見たら、すでに出来上がってたんですね。もうやった方がいい、と感じましてそのままリハーサルなしでやりました」と説明。ぜひとも2人のやり取りを注目して観てみたい。鮮やかに映画祭のオープニングを飾った『ミッドナイト イーグル』。劇場公開は11月23日(金・祝)より全国にて。

「東京国際映画祭特集」
http://blog.cinemacafe.net/tiff2007/
《text:cinemacafe.net》

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