【東京国際映画祭レポートvol.06】西島秀俊も太鼓判! 中国映画週間始まる

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「2007東京・中国映画週間」のために来日した代表団の面々
  • 「2007東京・中国映画週間」のために来日した代表団の面々
  • 中国で人気急上昇中のチェン・クン。誠実な語り口で会場の観客の心を掴んだ
  • 中国代表団、そして会場の熱気に驚いた様子の西島秀俊。歓迎の挨拶を述べた。
10月20日(土)に開幕した東京国際映画祭において、中国映画を通じて中国の姿をより多くの日本人に知ってもらうための試みとして企画された「2007東京・中国映画週間」。そのオープニングセレモニーが21日(日)に行われた。セレモニー直後に上映される『雲水謡』に主演したチェン・クンとイン・リー監督をはじめ、中国映画代表団のメンバーが登壇、さらに特別ゲストとして、先日開催された上海国際映画祭の日本映画週間に日本から出席した西島秀俊、日本人の父親と中国人の母を持ち「2007日本中華年」のイメージガールを務める林丹丹も来場し、会場は大きな盛り上がりを見せた。

丹丹さんによる花束贈呈に続き、登壇者が一人ずつ挨拶。中でもひときわ大きな歓声を浴びたのはやはり、中国本土で人気急上昇中のチェンさん。まずは「東京国際映画祭が20年を迎えるときにここにいられること、そしてこの場でみなさんに美しい物語をお見せできることを大変嬉しく思っています」と挨拶。映画の中でチェンさんは18歳からなんと60歳までを演じ、撮影場所も中国本土に台湾、朝鮮半島やチベットと広範囲に及んだ。だが、チェンさんがまず言及したのは自身のことではなくスタッフについて。「この映画に参加して、何より感動したのはスタッフの夢を求める姿です。天候などの条件が厳しいチベットや福建での撮影においても、最高の映画にしたいという気持ちを持ち続け、がんばっている姿が本当に印象的でした」と語った。そして物語については「僕は、都会育ちということも関係してるのかもしれませんが『愛とは何?』という疑問をずっと抱いてきました。先ほども言った“夢を追う”ということに加え、僕がこの映画を通じて得たのは、この“愛とは何か”ということですね」と語るチェンさん。では具体的に、“愛”とは…? と聞きたいところだが「伝えたいことは、全て作品の中に込めました。楽しんでいただければと思います」とのこと。中国の新世代スターが、愛に生き、愛に翻弄される姿にぜひ注目したい。

イン・リー監督は「いまの時代、都会の若者たちを中心に愛が物質的で表面的なものになってしまっていますが、昔ながらの愛、例えばひと目ぼれや永遠の愛を誓う、といったことが本当にありうるのか? という問いをこの作品は投げかけています。もしこの映画を観てくださるあなたが、この物語に感動したのであれば、それはあなたが誰かに恋心を抱いているということですね(笑)」と作品に込めた強い思いを語ってくれた。

中国語で自己紹介をし、会場をわかせた西島さんだが、登壇者、そして会場から伝わってくる熱気に圧倒された様子。「こうやって多くの方々と一緒に中国代表団のみなさんをお迎えできて本当に嬉しいです。先日、上海国際映画祭にお邪魔したときに、現地の方に熱烈に歓迎していただき、改めて日中の関係がより密接になっているのを感じました。この東京・中国映画週間が、日中互いにより深い理解をもたらすことを心から願っています。代表団のみなさん、ようこそいらっしゃいました!」と、歓迎の言葉を贈ると、会場からは再び大きな拍手がわき起こった。この「2007東京・中国映画週間」では、Bunkamura オーチャードホール、東京都写真美術館、シネマート六本木を会場に28日(日)の最終日まで『雲水謡』をはじめとする選りすぐりの9作品が上映される。

2007東京・中国映画週間
http://cjiff.net/

「東京国際映画祭特集」
http://blog.cinemacafe.net/tiff2007/
《text:cinemacafe.net》

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