【東京国際映画祭レポートvol.38】シン・ヒョンジュンに熱狂『裸足のキボン』

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韓流いまだ衰えず? シン・ヒョンジュンに客席からは大歓声
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東京国際映画祭との提携企画として開催され、今年で7回目を迎えた「コリアン・シネマ・ウィーク」。今年も日本未公開の5作品が上映された。開幕日の10月26日(金)には、幼い頃の病の後遺症で年齢は40歳ながら8歳程度の知能を持つ男がマラソンに挑戦する、実話に基づいた感動作『裸足のキボン』が上映され、その後のティーチインに主演のシン・ヒョンジュンが来場。会場は大きな盛り上がりを見せた。

ヒョンジュンは開口一番「みなさん、こんばんは」と日本語で挨拶。実はこの日の上映を、客席の一番後ろからこっそり観ていたというヒョンジュン。「歳をとったせいか涙もろくなって、改めて鑑賞して泣いてしまいました。この作品は準備期間に2年もの歳月をかけ、大変な苦労もありましたが、撮影期間中ずっと幸せでした。“スクリーンは嘘をつかない”と私は思っているのですが、当時の幸せな気持ちがスクリーンを通じてよみがえってきました」と語ってくれた。

ヒョンジュン扮するキボンのマラソンシーンは観客の心に強い感動を呼び起こすが、このときの撮影について「なかなか伝わりづらいかもしれませんが、エキストラが逃げ出してしまうくらい寒い中で撮影を行ったんです。おかげで腰と関節を痛めてしまったんですが(笑)、名誉の負傷と言えるかもしれませんね」とふり返った。

今回の役柄について「1時間半もの間、スクリーンに障害を抱えた人間の姿が映し出されるということで、観客に否定的な思いを抱かせないためにどう演じるか、など苦労したことは数多くありました。もし何千万分の一であれ彼らの本当の姿を演じることができたなら神様に感謝したいです」と語った。今では本物のキボンさんと交流があるというヒョンジュンだが、撮影前はあえてコンタクトを取らなかったという。そのことについて「もしキボンさんに会ってしまえば、それは演技ではなく真似になってしまいます。彼の真似をするのではなく、自分の中からキボンを作りたかったのです」と説明する。

作品について「観終わって劇場を出たときに『お母さんに電話してみようかな』と思っていただけたら嬉しいですね」と語ると会場からは大きな拍手がわき起こった。

ちなみにこのティーチインの間中「みなさん気を楽にね!」とずっと舞台上に腰掛けて話をしていたヒョンジュン。こうした気さくさが、多くのファンに愛される理由なのかもしれない。10月28日(日)が誕生日ということで、ファンから花束とバースデイソングのお祝いをされると「ありがとう」と満面の笑みで語りファンに手を振リ続けてくれた。

「東京国際映画祭特集」
http://blog.cinemacafe.net/tiff2007/
《text:cinemacafe.net》

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