「『スター・ウォーズ』のパロディ? オマージュです(笑)」『アフロサムライ』公開

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『アフロサムライ』初日の舞台挨拶に立った原作者・岡崎能士(右)と木崎文智監督
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  • 『アフロサムライ』 -(C) 2006 岡崎能士・GONZO / サムライプロジェクト
  • 『アフロサムライ』 -(C) 2006 岡崎能士・GONZO / サムライプロジェクト
原作は日本人の手による限定出版のコミック。あのサミュエル・L・ジャクソンが偶然目にし、自らプロデューサーを務めることを表明したことでアニメーション化の企画が進展。その後、全米の大手ケーブルチャンネルで放映されるや視聴者を熱狂の渦に巻き込んだアニメシリーズが、新たな編集を施され劇場版『アフロサムライ』として映画化された。逆輸入される形で本作が10月27日(土)、日本での公開を迎え、公開劇場では初回上映後、原作者の岡崎能士、監督の木崎文智による舞台挨拶が行われた。

2人ともいまだ映画が劇場公開されたことが「信じられない」といった様子。岡崎さんは原作の誕生の経緯をこう説明する。「学生時代に、自費出版の雑誌で本当に自分の好きなものだけを描こう、という思いで描き始めたんです。SFやヒップホップ、時代劇などこれまで僕が影響を受けてきたものが全て詰まっています」。アフロとサムライを一緒にしようとする発想はどこからきたのか? という問いには「アメリカの70年代のTV番組の再放送を見ていたら、当時はアメリカにおけるカンフーブームもあって、でかいアフロヘアの黒人のダンサーのお姉さんたちが道着で踊ってたんです。いろいろと間違ってる部分はあったんですけど(笑)、これがものすごくかっこよくて。それを元に描いてみたんです」と語った。

原作者として“アフロサムライ”が世界に広がっていくことに対しては、「サミュエル・L・ジャクソンを始め、観た人がそれぞれ自分なりの“アフロサムライ像”みたいなものを持ってくれるのが嬉しいですね」と笑顔を見せた。

木崎監督は本作との出会いををふり返り「岡崎さんの原作のビジュアルに衝撃を受けました。『本当にこれアニメにするの?』というのが当時の正直な心境でした」と語る。劇中には『スター・ウォーズ』など岡崎さんがこれまでに影響を受けた作品へのオマージュ(※岡崎さん曰く「パロディではなくあくまでオマージュ!」)が数多く見られる。監督はこの点について「本当ならこういうオマージュって、わりと恥ずかしいものですが(笑)、本作に関してはそれがテイストになっているので、どんどんやりました」とのこと。当の岡崎さんは「本国からクレームが来なくてホッとしてます(笑)」と語り場内の笑いを誘った。最後の写真撮影で、アフロのかつらと刀を手渡された監督と岡崎さん。期待通りにかつらをかぶって写真に収まる2人に温かい拍手が贈られた。

クールな映像と奇想天外なストーリーでアメリカを熱狂させた逆輸入アニメーション『アフロサムライ』はシネマライズにて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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