日本滅亡の危機をダイナミックに描く邦画アクション『ミッドナイト イーグル』
10月に開催された第20回東京国際映画祭のオープニング作品として上映され、話題を集めている『ミッドナイト イーグル』。原作は「メルトダウン」、「イントゥルーダー」などで脚光を浴びた高嶋哲夫の同名小説。山岳アクションを中心に国防の理想と現実が描かれ、映像化は絶対に不可能と言われた作品の映画化である。
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ハリウッド大作に慣れてしまっている人は、邦画のアクションに物足りなさを感じることが多いかもしれないが、本作は自分たちの住む日本が滅亡の危機にさらされるというリアリティ、パラグライダーを使ったダイナミックな空撮映像、俳優たちの体を張ったアクションなど、スリルと感動が満載。
中でも目を引くのは現在の日本映画界には欠かせない俳優のひとり、大沢たかおの熱演だろう。戦場カメラマン・西崎優二が抱えるジャーナリストとしての苦悩、雪山で偶然巻き込まれてしまった死闘、愛する人を守り抜きたいという愛情…アクションだけでなく、しっかりと心を揺らしてくれるのだ。
そして、エンディングで流れるBank Bandの「はるまついぶき」(作詞・唄:櫻井和寿、作曲:小林武史)によって、ずっしりとした感動がしっかりと胸に刻み込まれる。